キャンプにかかせないライト。最強モデルを徹底比較！

レッドレンザーからモンスター級ライトが登場

レッドレンザー／P7Rシグネチャー。これはもう「てのひらサイズのサーチライト」だ。見てのとおり小型サイズながら、なんと2000ルーメンの出力を誇る。

そのすさまじさを表わすのには、左上の写真を見てもらえばいいだろう。地下スタジオの5ｍ先から照射した写真で、カメラの露出は下で紹介するぺツルのヘッドライトと同じなのだが完全に明るく、白飛びしている。照らされた僕はあまりの眩しさに目がくらみ、しばらくは動けなかった。もはや武器レベルの出力だ。

ご存じの人も多いと思うが同社はドイツのLEDライト専門ブランドで、軍、警察、レスキュー関係で高い評価を受けている。同社製品のすごいところは高出力なだけでなく、驚くほどクリアな視界だ。配光にムラがなく隅から隅までクッキリ見える。光学的に優れているから暗くしてもとても見やすい。

そして個人的に気に入っているのがユーザーインターフェイス（UI）が秀逸なこと。本作は照射範囲、光量調整、モード切り替えがそれぞれ別のスイッチでダイレクトに操作できるから、高機能が誰にでも直感的に使いこなせる。ライトは緊急時に使うことの多いアイテムだけにこれは素晴らしいと思う。

レッドレンザー／P7Rシグネチャーのここがスゴい！

近づけるだけでピタッと充電開始

マグネットで簡単に接続できる同社独自の充電コンタクト（接点）を採用。壁掛けホルダーも付属しているので、普段の充電作業がストレスゼロで行なえる。

優れたUIにより直感的に操作可能

焦点調整はリフレクター、点灯モードはレバー操作、電源オンオフと光量調整はプッシュボタンで行なう。操作がわかりやすく厳しい環境下でも間違えない。

防犯用にもなる猛烈な照射ビーム

最大2,000ルーメンの出力は尋常ではない。緊急時や災害時にはもちろん、夜道や女性のひとり歩きの際には防犯用としても心強い。小型で持ち歩きやすい。

史上最強の2,000ルーメン!

レッドレンザー／P7Rシグネチャー

レッドレンザー／P7Rシグネチャーは、近距離でムラのない配光を生み出すレンズと遠距離まで光を反射するリフレクターを組み合わせた「アドバンスフォーカスシステム」や、プログラムされた機能をスイッチ操作ひとつで独自設定できる「スマートライトテクノロジー」などの最新技術を搭載している。

¥21,120

問い合わせ先：レッドレンザージャパン　03（5637）7871

SPEC

サイズ＝Ø35×158mm
重量＝約202g
明るさ＝15～2000ルーメン
充電時間＝約4.5時間
保護等級＝IP68

自動調整システム搭載の超強力な山岳モデル

キャンプや登山で活躍するヘッドランプにも高出力化の波が押し寄せている。プロ用機材やケービング（洞窟探検）で圧倒的シェアを誇るフランスのペツルからは900ルーメンの超強力モデルが登場した。

一般的に、電池ボックス一体式の小型モデルの標準は200ルーメン程度、夜間の山岳行動が可能な高出力モデルが450ルーメン程度なので、これは異例のハイパワーといえる。電源を専用の大容量リチウムイオン充電池にしたおかげだ。

しかもこのモデルのスゴいところは周りの環境や使用状況に応じて本体が必要な明るさを自動的に調整する「リアクティブライティングテクノロジー」を搭載していること。ハンズフリーのまま刻々と光量調整をしてくれるから環境変化の大きいナイトハイクやトレランにも最適だ。無駄な照射をしないので省エネルギーにもなり、長時間の連続使用ができる。

また、ヘッドバンドには異なる2つの素材を組み合わせたホールド性の高いものが使われ、激しい動きをしてもズレにくい。両手が自由に使え、アクティブに動けるヘッドランプの強みを最大限に活かしているのだ。