マルタイラーメンをアレンジしてみよう
スーパーやコンビニ、近ごろでは業務スーパーでも手に入る「マルタイラーメン」をご存じでしょうか?
マルタイラーメンは即席麺ですが、カップ麺や袋麺とは麺の形状が異なります。素麺のように棒状になっているのです。麺はこしがあり、生麺に近い食感。スープはポークとチキンからとった出汁を基調とした醤油味です。
この醤油味があっさりとしていて、飽きがこないので、根強い人気があります。
あっさりした味なので、アレンジも自由自在です。今回はこのマルタイラーメンと、ニラやショウガなどの香味野菜を使用して、冬キャンプにぴったりの、身体を温めるラーメンのレシピをご紹介いたします。
ニラとショウガは身体を温める香味野菜
ニラは食欲増進、消化促進に効果があり、身体を温めてくれる香味野菜です。また、抗酸化作用が強いので、免疫力をアップさせる作用があります。風邪をひきやすい冬には積極的に摂りたい野菜のひとつですね。
ショウガには殺菌、発汗、血流改善の作用があります。血流が良くなるので、身体が内側からぽかぽかと温まります。身体を温める効果は、ショウガを食べてから3時間ほど持続するそうです。こちらも冬場には欠かせない香味野菜です!
相性抜群!豚キムチラーメン
材料
・マルタイラーメン 1束
・豚 100gほど
・キムチ 適量
・卵 1個
・ニラ 半束
・ラー油 お好みで
マルタイ棒ラーメンは1袋に2人前が入っています。袋の中には2束の麺と、粉のスープと調味油が2袋ずつ入っています。1人前は麺1束と、粉のスープと調味油が1袋ずつになりますので、ご注意ください。
ニラを切る
ニラを5cmほどの長さに切ります。
具材を炒める
豚肉を色が変わるまで炒めます。
ニラを入れて更に炒めます。ニラはシャキシャキ感を残すために、火を通しすぎないように注意。ニラがしんなりしてきたら、すぐに火をとめましょう。
麺を茹でる
別の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、麺を茹でます。
麺を茹でている間に、お椀にスープの粉と調味油を開けて用意します。
卵を入れる
麺を1分茹でたら、卵を割り入れ、更に1分麺を茹でます。
マルタイの棒ラーメンのパッケージには、茹で時間3分と記載されていますが、麺のコシを生かすために、個人的には、茹で時間2分がおすすめです。
できあがり
先ほど調味料を入れておいたお椀に、麺と卵、ゆで汁を入れます。ゆで汁は400mlから450mlで、味を見ながらお好みの量を入れてください。卵はお椀に入れる際に、黄身を割ってしまわないよう注意してくださいね。
麺の上に、炒めておいた具材とキムチを乗せます。ラー油をお好みの量入れれば、できあがりです。半熟卵を絡めて召し上がってください!豚、ニラ、キムチの具材の相性が最高です!
ショウガが決め手!もつ塩ラーメン
材料
写真に写っている材料は多めになります。
・マルタイ棒ラーメン 1束
・白もつ 100gほど
・白菜 3枚くらい
・もやし 半袋
・ニラ 半束
・ショウガ 1片
・にんにく 1片
・鍋キューブ鶏だしうま塩 1個
・塩 適量(白もつの下処理用)
下準備
白もつは臭みがあるので、下処理が必要になります。塩を適量を白もつにすり込んで、流水で洗いましょう。
流水で洗った後に、まだ臭いが気になるようでしたら、下茹でをおすすめします。鍋にたっぷり沸騰させたお湯を用意し、もつを入れて茹でましょう。くさみ消しに、ショウガを刻んだものや、長ネギの青い部分を一緒に入れて茹でてもいいでしょう。下茹での時間は5分程。あまり茹ですぎると、もつの風味も消えてしまうので注意しましょう。
ニラは5cmほど、白菜はひとくち大に切ります。にんにくとショウガは薄くスライスしましょう。
具材を煮込む
450mlの水を沸騰させ、鍋キューブを1個、スライスしたにんにくとショウガを入れます。
沸騰したら、火が通りにくい白菜の芯と、白もつを入れて煮込みます。白菜の芯が柔らかくなったら、火が通りやすい白菜の葉の部分、ニラ、もやし、マルタイ棒ラーメン1束を入れて、更に2分ほど煮込みます。
できあがり
スープの粉と調味油を入れて、できあがりです。野菜から水が出るので、スープの粉を全てと、鍋キューブを1個入れても、濃い味にはなりません。マルタイの優しい味付けに塩味が加わり、ショウガがピリリと効いたさわやかな塩ラーメンのできあがりです。白もつが入っているので、ボリュームがあり、お腹がいっぱいになります!
おわりに
冬キャンプにぴったりの身体が温まるラーメンをご紹介いたしました。どちらもニラやショウガなどの香味野菜が入っているので、美味しいだけではなく、身体を内側から温めることができます。この冬のキャンプでぜひ召し上がってくださいね!