新聞紙で袋や箱を作ってみよう
最近、家庭であまり見なくなった新聞紙。しかし適度に丈夫で、よく燃え、湿気もよく吸ってくれる新聞紙は、家庭やキャンプで大活躍します!火をつける時の着火剤としてお世話になっている方も多いのでは?
今回は新聞紙で袋や箱を作る方法を、「オーバル型(上記の写真でニンジンが入っている方)」と「バケツ型(タマネギが入っている方)」の2種類紹介します。ご家庭では冷蔵庫の野菜・果物の収納に、キャンプでは焚きつけやゴミ入れに便利です。
新聞紙以外にも、チラシや包装紙でも作れるので試してみてください。
オーバル型の作り方
まずは冷蔵庫の野菜の整理や、焚きつけ入れにもぴったりな「オーバル型」から紹介します。
新聞紙を4つ折りにし、折り目を奥にして置きます。
手前を3〜4cm幅で折ります。
もう一度折ります。
裏返し、左右それぞれ3〜4cm、2回ずつ折り返します。
手前を3〜4cm折ります。
奥を5〜6cm折り返します。
手前を開き、口を3〜4cm幅で1周折り返します。
マチを1周、全て山折りに整えます。
角が飛び出しているので、この部分の処理をします。
内側から手を入れて折り目を開き、外から力を加えて凹ませます。
内側から角をつまんで引っ張り込み、三角形に形を整えたら完成です。反対側の角も同様に作ってください。
ニンジンが1本ちょうど入るサイズのオーバル型の箱ができました。
バケツ型の作り方
次は、丈夫で生ゴミ入れにもぴったりな「バケツ型」の作り方を紹介します。
新聞紙を2つ折にします。
手前を5〜6cm折り返します。
裏返し、右から1/3の幅で折り返します。
左から1/3の幅で折ります。
下になっている折り返し部分(赤い印がある部分)を引き出し、上に重ねます。
裏返し、奥の角2つを折ります。
下のポケット状になった部分に入れ込みます。
奥から3〜4cm折り返します。
広げて、マチ部分を全て山折りに整えます。
飛び出している角を内側に押し込み、形を整えたら完成です。
バケツ型の袋ができました。丈夫なので、根菜のような重いものをたくさん入れても安定しています。
新聞紙で作る箱、何を入れよう?
利用した後は、焚き火に放り込んで簡単に処分できる新聞紙の袋や箱。水気やにおいもよく吸ってくれるので、生ゴミ入れにも重宝します。
昔はどこの家庭にもあった新聞紙ですが、最近はすっかり見かけなくなりました。ですが、新聞紙は情報だけでなく、とても便利な素材です。定期購読しなくても、駅の売店やコンビニでは1部から買うことができるので、たまには購入してみるのもいかがでしょうか?