森で枝を集め、火をおこし、自分でコントロールする。焚き火はそれだけでひとつの遊びであり、記憶に残る奥深い体験でもある。
今回は、はじめてのキャンプで欠かせない遊び、焚き火の道具と火付けの基本をご紹介!
お父さんがしっかり手順を教えれば、子どもでも簡単に火をおこせるようになりますよ。
焚き火の道具
薪を小割りにするための両刃の鉈(ナタ)と、木のささくれや火の熱から手を保護する革手袋は必須。
ほかに、火のついた薪を組み直すための火ばさみや、火がくすぶったときに酸素を送り込む「火吹き竹」があると便利。
薪の準備
最初は細い割り箸程度の枝、そのあと小割りにした鉛筆程度の枝と、どんどん太くし、火を育てていく。
枝を拾ったり、薪を鉈で小割りにして、細い薪から太い薪まで太さを変えた薪を4種類ぐらい準備しておくといい。
焚き火に火を着ける方法
最初は燃えやすい針葉樹で火をおこし、安定したら広葉樹に替えていく。
焚き火台の中央に軽く丸めた新聞紙をおき、その周りを囲むように細い枝をおく。
その周りに、さらに、細い枝を囲むように、小割りにした枝をおき、三角錐の形に整える。
もうひと回り太い枝を周りに立てかけ、新聞紙に着火。火が広がったら徐々に薪を足す。
一度覚えると、なかなか側から離れられなくなるのが焚き火の魅力。夜は火を囲んで語り合うのも楽しい。ぜひみなさんも、親子や仲間とキャンプで焚き火に挑戦してしてみてください!