使った人なら誰でも知っていることですが、ランタンスタンドはとても便利なギアです。
ちょっとここに灯りが欲しい。手元を照らすのに上から固定しておきたい。
そんなシーンがかなりある、キャンプの夜。タープやテントのポールから離れて、自由な場所に灯りを置けるって、重要なことだと思いませんか?
ところがこのランタンスタンド、既製品はそこそこのお値段がします。便利なのは分かっていても、お財布の都合で断念される方もいることでしょう。
さらに三脚タイプで重たいものも多いですね。キャンプのギアは、できるだけ軽いものが理想です。
そこで今回は、100均アイテムを4つだけ使って作る、軽くて安価なDIYランタンスタンドをご紹介します。
100均で揃う材料を、4つだけ
【材料】
・ロングペグ(長ければ種類はなんでもOK)
・ケーブルタイ(コードを止めるマジックテープ式のバンド)
・防獣杭(120cm)
・ランタンハンガー(ランタンフック)
ポール部分は、長さがあり軽い防獣杭を選びました。
ケーブルタイは、細すぎないものを選んでください。ほとんどが4本以上のセットで売っています。
ランタンハンガーは、ポールに引っかけるタイプならどんなものでもOKです。
道具は、ペグを打ち込むためのハンマーをご用意ください。
ランタンスタンドを設置してみよう
ご紹介するのは、いわゆる「打ち込み式」のランタンスタンドです。ペグを使って地面に固定するタイプですね。
作ると言っても、工具を使ってなにか制作するわけではありません。材料を買っていき、現地で設置するだけ。
それでは実際に、ランタンスタンドを設置してみましょう。ペグを打ち込めるところなら、どこでもOKです。
【作り方(設置の仕方)】
1.立てたい場所に、ペグを打ち込みます。10~15cmほど残しておきましょう。
2.ペグの横に防獣杭を立てて置きます。
3.ペグと防獣杭を一緒にして、ケーブルタイを3箇所巻きます。
4.ランタンハンガーを好きな位置に取りつけて、完成です。
あっという間に設置完了。撤収のときは、バラバラにして持ち帰りましょう。
打ち込み式のランタンスタンドはファミキャンにおすすめ
ランタンスタンドには、たくさんの種類があります。それぞれ設置の方法や高さや重さが違うので、使用する際には自分に合うものを検討する必要があるでしょう。
打ち込み式のランタンスタンドは、ファミキャンに特におすすめです。
小さい子どものいるキャンプで使う場合。灯りは1箇所だけでなく、数カ所必要になると思います。我が家もいつも3つほど、ランタンを使用します。
以前は三脚式のランタンスタンドを使っていましたが、子どもが脚につまずいたり、蹴飛ばしたりしてよく倒されました。
危なくて大変だった経験から、子どものいるキャンプでは、地面に打ち付けるタイプをおすすめします。
使用は負荷をかけすぎない範囲で
ロングペグとケーブルタイで、かなりしっかり固定できるランタンスタンドですが、負荷をかけすぎないように注意しましょう。
つり下げるランタンは、重たい灯油ランタンやガソリンランタンではなく、軽くて明るいLEDランタンをご使用くださいね。