アウトドアメーカー「モンベル」では2012年より、冒険を目指す若者を応援するプログラム「冒険塾」を開講しているのをご存じだろうか?今こそ「冒険」を見つめ直し、その行為の持つ価値が評価される社会の実現。そして他人と比べることのない自らの「冒険」を目指す、チャレンジャーたちを応援したい。そんな理念のもと、2021年も12月11日(土)に冒険塾の開催が決定。11月8日(月)より、申し込み受付を開始する。
さまざまなチャレンジに挑んだ4人の冒険者たちが登場!
今回、各ジャンルのチャレンジャーが講師陣として登壇。各自の冒険論を直接聞くことができる。
ニュースキャスターとして人気を博し、2021年にヨットでの太平洋単独往復に成功した辛坊治郎さん。公式YouTubeチャンネル「辛坊の旅」では、辛坊さんがヨットで日本を出発してからアメリカに到着し、再び日本へ帰ってくるまでの往復の船内外の様子をGoProで撮影した実録映像をほぼノー編集で公開している。今回は「ヨット太平洋往復横断単独達成! 131日間に迫る」と題し、冒険論を展開。
吉田正仁さんは2009年より徒歩で五大陸を踏破。21足の靴を履いて7万7500キロを歩いた。2017年から2018年にかけては、折り畳みリヤカーを用いて「単独徒歩による冬季北米、北極圏の旅」に挑戦し、こちらも見事に歩ききる。今回は「リヤカー引いて世界の果てまで」と題した冒険論となる。
「ミシシッピ川3000kmのカヤック旅 ―どうして私は川を下るのか―」を語るのは、アメリカ・コロラド州の剥製工房で職人修行中の冒険作家・佐藤 ジョアナ 玲子さん。2020年にはフォールディングカヤックでミシシッピ川をメキシコ湾まで約3000km漕いで下り、現在はロッキー山脈にあるフォーティナーズ(標高14,000フィート、4,267m以上の山)全58座を制覇するべく、週末に細々と山登りをしている。冒険家・植村直己が海外アルバイト時代に職場の事務所で寝泊まりして遠征費用を工面した、というエピソードにインスピレーションを受けて、自らも職場の裏庭に4万円のキャンピングカーを置いて暮らしている。
塾長は28歳の誕生日に株式会社モンベルを設立した辰野勇さん。1969年にはアイガー北壁日本人第二登を果たした日本のトップクライマーであり、さらにカヌーやカヤックにも熱中。黒部川源流部から河口までをカヤックで初下降を達成し、ネパール、北米グランドキャニオン、ユーコン、中米コスタリカなど世界中の川に足跡を残している。
今回はモンベル本社でのリアル開催とオンライン配信のハイブリッド開催。11月8日より、モンベル公式サイト特別ページにて申し込み受付を開始。気になる人はぜひ参加してみよう。
【開催概要】
日時:2021年12月11日(土)14:00~17:15
開催場所:大阪会場(モンベル本社)・オンライン配信(Zoomウェビナー)
受講料:
[大阪会場]モンベルクラブ会員、または山岳雑誌『岳人』年間購読者 … ¥3,000
一般 … ¥3,500
[オンライン配信]
一律 … ¥2,000
大阪会場:先着60名 オンライン配信:先着500名
受付サイトURL:https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=590