テレワークで出かける機会が減ったため、久しぶりにキャンプに行ったら、足がいつもより疲れてしまったと感じた人もいるのでは?運動不足が解消されれば、そんな感覚もなくなるのかもしれませんが、きちんと足にフィットするアイテムを選んで、疲れが軽減されるとうれしいですね。そんなとき、真っ先に浮かぶのが靴だと思いますが、靴のスペックを最大限に引き出してくれるのは靴下です。特許取得の技術で、いつもの靴が軽く感じる驚きの履き心地を実現した「ECONOLEG(エコノレッグ)」をご紹介します。
靴下職人の創意で生まれた「エコノレッグ」
「エコノレッグ」は、創業60年の靴下メーカー西垣靴下株式会社のファクトリーブランドとして2018年に誕生しました。工場がある奈良県大和高田市周辺は、江戸時代から木綿の産地として知られ、日本製の靴下の大生産地でもあります。ただ、今では消費量が15%と減少していますが、国産の需要が年々見直されてもいるそうです。
「奈良県の靴下は、ものづくりでは世界一と言えるかもしれません」と、エコノレッグの矢羽野さん。
職人さんたちの技術に支えられたものづくりから、トレンドを追い求めるのではなく、履く人のことを一番に考えた靴下を考案し続けています。コンセプトは、「靴下で暮らしが変わる」。毎日、当たり前のように履く靴下こそこだわりたいとの思いが込められたブランドです。
特許取得の疲れやすい足を疲れにくくする工夫
おうちで履くタイプや、スニーカー、ブーツなど、靴に合わせて、色やデザイン、厚いか薄いかと、靴下を選ぶ基準は用途によって変えていましたが、疲れを軽減してくれるとは、思いもしませんでした。エコノレッグでは、日常的に足の疲れを感じている多くの人を、少しでも快適にできないかと、従来からある疲れにくい構造の靴下ではなく、工場で安全靴を使用している方たちや、立ち仕事の方たちのために丈夫で疲れにくい靴下の開発を行い、2年以上かけ、数回にわたる改良を重ね2018年9月に完成しました。その後、目的別に、より快適に過ごせる靴下を生み出しています。
衝撃緩和効果が構造上弱い従来のパイル編みではなく、「クッション編み」を開発することで、世界初の強度と高いクッション性を実現しました。また、「カットボス編み」を足底に入れて、クッション効果と強度を増し、インソールのような履き心地を実現しています。編み方は、専門的な話になりますが、これにより、クッション性はパイル編みの2倍、通常商品の4倍、丈夫さは、なんと10倍だそうです。(同社比)この技術は、日本だけでなく、米国、フランス、中国でも特許を取得しています。
目的別に特化した設計でより快適に
靴下のコンセプトは、破けない・疲れない・臭わないです。しかも、シーンによって靴を選ぶように、目的別に靴下も選べるラインアップになっています。デイリーに、アウトドアにおすすめの3種類をご紹介します。
運動する靴下
ウォーキングやジョギングなど、日常的なスポーツにおすすめなのが「運動する靴下」です。足の甲にあたる部分にクロスにホールドするテーピングが施され、足首のねじれを保護してくれます。土踏まずの部分をしっかりサポートし、独自の編み込み滑り止めで、足、靴下が、靴の中で固定され、より靴がフィットし、一歩の踏み出しが楽になります。
山を歩く靴下
登山するなら、靴だけでなく、靴下も山登り用にするのがおすすめです。パフォーマンスの優れた山登り用靴下で、山登りのレベルは一段アップするはず。道が平らでないからこそ、左右のバランスやロスがない歩き方が大切になります。ゴム糸を編み込んで、靴下の内側、外側の両方から強力な滑り止め効果を発揮するベアグリップを採用し、歩幅がのび、歩くスピードがアップすることが検証されています。足首部分にはクロス上のテーピング加工、またヒールロックでかかとをすっぽり包み込み、足のねじれを解消してくれます。
おうちで運動する靴下
靴下は、出かけるときだけでなく、おうちでも快適にはきたいですよね。しかし、リモートワークやおうち時間による運動不足で、足裏のアーチが崩れがち。そんなアーチを引き上げ、かかとも滑らず、室内での筋トレやヨガなどのときも快適に過ごせます。通常の靴下だと、滑る心配がありますが、つま先からかかと全体に滑り止めが編み込まれていて、フローリングでも足元が安定します。足裏のアーチを支える土踏まずのテーピングは、非左右対称のため、RとLと表記されています。靴下って、左右どちらを履いても大丈夫なものが多いですが、よりフィットするために設計されていることが実感できます。
実際に履いてみると、かかと部分がかかとにきちんとおさまるという当たり前かもしれないことですが、フィットする感じが履く瞬間から感じられました。さらに、アーチ部分がホールドされ、フローリングでも滑らないことに驚きました。だからといって、ベビー用の靴下の足裏のようなつぶつぶのゴムの滑り止めとは違い、足と靴下と靴が一体化し、快適に歩くことができました。スリッポンタイプの靴も、靴の中で足が動かないことが快適であることを実感。フィットはしますが、足首から上はゆったりしていて、締め付け感ゼロでした。
テニス&ゴルフをする靴下など、なにに適しているのか、しっかり名前になっているのも選びやすいですね。今後は、最高のパフォーマンスを求める人のための新ブランド「SocksLab(ソックスラボ)」も誕生するそうです。足と靴と靴下の関係を解明し、最先端のテクノロジーと理論で、最高のパフォーマンスを発揮できる靴下を生み出していくとのこと。スポーツやアウトドア、仕事も、靴下を変えることで、果たして結果が変わるのか、今後も研究は続きます。靴下でパフォーマンスが変わり、疲れが軽減されるなら、こだわって目的別に選びたくなりますね。
ECONOLEG
https://www.econoleg.com/