前回、つる編みの基本を紹介しました。
今回は仕切りと持ち手をつけて、ついに完成させます!
仕切りをつける
仕切りをつける位置を決めたら、まず外側の編み目に縦につるを通して固定する。
つるを横に渡して芯棒を作る。ここでは4回渡したが、好みの回数で構わない。
編み材を中心で曲げ、底同様8の字を描くようにもじり編みで縦に編んでいく。
3往復ほどすればOK。編み材のあまりは、最初同様、編み目に縦に通して終了。
いくつか仕切りを作って食器の種類によって分けて収納できるようにした。
持ち手をつける
枝をかごの幅に合わせてカットし、両端にぐるりと一周溝をきる。
縁につるを通してよじり、途中で枝の溝を挟んで固定する。末端は縁に編み込む。
上から結束用のつるで巻いてさらに固定して、より頑丈に仕上げる。
収納時。食器を立てて収納でき、取り出しやすい。あまったスペースにはカトラリーを。
木の板をかごの縁に合わせてカットし、蓋をつければ完成! 蓋はまな板代わりにもなる優れもの。食材の買い出しにも重宝する。
教えてくれた人
長野修平さん
ネイチャークラフト作家であり、焚き火料理の達人。