2度目の秋冬シーズンに入った100%オーガニックの鎌倉野菜を育てる『雨のちハレ、ときどき農業生活』の中で、やめられない止まらないのが落花生です。植える種類は焙煎落花生向けの品種「千葉半立(ちばはんだち)」とゆで落花生向けの品種「おおまさり」の2つ。栽培方法はとても簡単ですが、収穫は驚きでした。
20倍速動画で一連の流れをどうぞ!
ミニ耕運機「こまめ」で土を耕して畝を作り、最終的に水と二酸化炭素に分解される生分解性の黒マルチを敷いて、タネを植え、カラス対策用に白いネットを張るまでの一連の流れを20倍速にしてあります。あとは勝手に育つのを待つだけです。
衝撃の収穫作業も動画で!
カラス対策用の白いネットの効果もてきめんで、順調に育ってくれた「おおまさり」と「千葉半立」を収穫できたのは植え付けから約5か月後のこの秋です。去年も育てた落花生は、収穫後の”現物支給”はあったものの、タイミングを逸して収穫作業そのものができなかったこともあり、今年こそ!と意気込んでいました。
その初めての落花生の収穫は衝撃そのものでした。「え!? 落花生って土の中から出てくるの!?!?」って。
茎がネットワークを形成して一株単位の集合体になっていて、下から上に引っ張ると土から剥がれるようにプチプチと音を立てながら落花生が出現してくるんです。プチプチと剥がれる手の感触の余韻に浸りながら、この衝撃は今年一かもしれません。
皆さんは知ってました? 落花生は土の中で成長し、土の中から引っ張るように収穫することを、大人になるまで、自分で収穫するまで全く知りませんでした! では、衝撃の様子を動画に収めてあるので、どうぞ。
そして、地味すぎる摘み作業
このように一株単位で落花生を土から剥がし取って、天日干しにし、一粒ひとつぶ摘み取っていきます。これが地味で地味で(汗)。黙々と、淡々と、いつしか会話もなくなり、無の状態で摘んでいきます。そんなただ一粒ひとつぶ摘み取っているだけのシュールな動画で、今日は終わります。まだまだ知らないことは沢山あるもんですね。