アメリカ、アリゾナ州のブランド「ファイヤーサイドアウトドア」が手がける「ポップアップピット」は、平らで大きな火床とポップアップ式の組み立てやすい脚で、日本の焚き火ファンからも熱く支持されている。しかし、火床のサイズが62cm四方もあり、ソロキャンプブームの日本には、ちょっと大きすぎなくもない。そんな事情を知ってか知らずか、待望の小型版が登場した。火床のサイズは30cm四方。面積でいえば4分の1だ。重量は3.6kgから1.45kgへと半分以下になった。名称は「トレイルブレイザー」と名付けられている(英語のTrailblazerには「道の目印をつける人」「草分け」「先駆者」などの意味がある)。名前が変わってしまったが、脚がポップアップ式なのは変わらない(アウトドア用のテーブルやチェアのようにワンアクションで脚を開くことができる)。また火床の下にヒートシールドを取り付けられる点も変わっていない。熱を遮断するので、芝生の地面などへの影響を最小限にすることができる。本国のウェブサイトには、アルミらしきテーブルの上で使用する写真も載っている。また、脚の下にシートを敷いているが、ウッドデッキの上で使用している写真も載っている。注意深く使用する必要はあるが、使う場所を選ばない焚き火台といえるだろう。
変わった点もある。それは別売りだったグリルが付属していること。「ポップアップピット」は大きすぎるがゆえに一般的なグリルや焼き網は載せにくく、料理をする場合は「トライフォールドバーベキューグリルキット」11,000円か、それよりサイズが大きい「クアドフォールドバーベキューグリルキット」13,200円を買う必要があった。「ポップアップピット」本体は15,400円だから、グリルを合わせると26,000円を越えてしまう。その点、「トレイルブレイザー」はグリル付きでなんと、12,650円! なんだかテレビショッピングみたいな売り文句になってしまったが、お得でしょ。
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トレイルブレイザー 12,650円
https://www.pal-shop.jp/item/A55201001.html