厚さ3.2mmの鉄を使用した鉄鍋と鉄板のセットである。鉄鍋として使うときは鉄板を蓋とすることができ、鉄板として使うときは鉄鍋を蓋にすることができる。どちらも固定のハンドルはないので(取りはずし式のリフターで操作する)、コンパクトに収納できるというメリットがある。リフターをひっかける部分は少し鉄を曲げてあり、これによって鉄鍋と鉄板が固定され、ずれないようになっている点が秀逸である。蓄熱性がよりいっそう高まり、安全性も高い。そのほか、鉄板は四辺の縁を少し高くして汁や脂がこぼれ落ちないようになっている。鉄鍋の底の中央は熱効率が上がるように少しふくらませてある。シンプルに見えるが、ディテールまでしっかり設計されていて、ただの鍋と板ではないのだ。無骨なフォルムと黒皮鉄板ならではの黒い艶もかっこいい。
製作しているのは、岐阜県大垣市の「Number55」というブランド。プレス金型のメーカー「和晃製工」とデザイン会社「ルンゴ」の、どちらも昭和55年生まれの社長が共同で運営している。
12,100円
※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。
反転できる鉄鍋と鉄板 垣天火 ENTENKA
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