「ザ コールマン キャンプ 2021」レポート!ステーキ、カヌー、音楽ライブ、クラフトビールに笑顔があふれました
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    2021.12.10

    「ザ コールマン キャンプ 2021」レポート!ステーキ、カヌー、音楽ライブ、クラフトビールに笑顔があふれました

    1120日(土)〜22日(月)に茨城県・涸沼自然公園キャンプ場にて開催された「ザ コールマン キャンプ」。今回も多くのコンテンツを引っ提げて行なわれ、コールマンを愛する人からキャンプ初心者まで幅広いキャンパーが参加されていた。

    会場の様子とともに、どんな内容だったのか注目コンテンツを紹介する。

    家族で楽しめるコールマン主催イベント

    メイン会場にて、ワークショップの説明中。

    「ザ コールマン キャンプ」は、キャンプ道具メーカーの雄「コールマン」が主催するキャンプイベント。アウトドア各ジャンルのスペシャリストを招いて、ファミリーで参加できる様々なコンテンツを用意しているのが特徴だ。

    フリーサイトはメイン会場を挟んで2箇所に展開。

    毎回抽選が行なわれるほど注目度が高く、今回は150組の枠に400組が応募。オートキャンプサイトにいたっては5倍もの倍率になったそうだ。

    「シーズンズランタン」を巡って行なわれたジャンケン大会。

    豊富なコンテンツだけでなく、コールマンの商品がお手頃な価格で販売されるのも魅力のひとつで、アメリカ生産の限定商品「シーズンズランタン」も登場。2日目に3つのランタンを巡ってジャンケン大会が行なわれた際には、会場全体が熱く盛り上がった。

    3日間にわたって大人気だったコンテンツを一挙紹介

    ではここで、イベントではどんなコンテンツが行なわれたのか、特に人気が高かった6つを紹介する。

    (1)自然公園を舞台に冒険トレック

    長靴を履いた親子がせせらぎの沢を歩く。

    自然体験プログラムを企画・運営する野外学校「Feel Our Soul」が実施した冒険トレッキングは、涸沼自然公園内のイトトンボ橋やせせらぎの沢を歩いたり、展望広場からの風景を眺めたりと、キャンプ場では味わえない生の自然体験ができるワークショップ。

    色づく紅葉を見ながら巡る。

    早朝、夕暮れ、デイタイムの3コースがあり、それぞれ往復1時間半にわたって実施。長靴を履いて沢の中を歩く子供たちの、ワクワクに満ちた笑顔が印象に強かった。

    (2)田中ケン氏による極上のステーキ作り体験

    美味しい調理方法を熱弁する田中ケン氏。

    快適生活研究家として活動し、北軽井沢にある人気のキャンプ場・アウトサイドベースのプロデューサーでもある田中ケン氏が、オージー・ビーフを使った美味しいステーキを作るデモンストレーションを実施。

    初心者でもステーキをジューシーに仕上げていた。

    キャンプで作りたい・食べたい料理のトップに上がるステーキは、ただ焼くだけではなく蒸らすことも必要なのだとか。その方法で実際に調理した極上ステーキは、参加した人たちに大好評だった。

    (3)新製品を使った簡単フレンチトースト作り

    ツーバーナーを使って料理する参加者。

    フードコーディネイターのみなくちなほこ氏によるブースでは、来年に発売するクッカー「ダブルパンクッカー」を使ったフレンチトースト作りを開催。

    3〜5分熱してフタを開けたらキレイな焼き目が登場!

    「ダブルパンクッカー」は、ホットサンドメーカーのように食材を挟んで両面を焼く調理器具で、丸型によりパンケーキから肉まんまで幅広い調理に使える注目のアイテム。スタッフからサポートを受けながら、焼き上がりまで一緒に作っていく。フタを開けて美味しく仕上がった際の家族の「わあー!」という歓声が響き渡った。

    (4)トークライブやミュージックライブが行われたステージ

    田中ケン氏を招いてトークショー。

    ステージでは、登山家・戸高雅史氏や田中ケン氏によるトークライブや、アーティストによるミュージックライブ、早朝にはラジオ体操など様々なコンテントが行なわれた。

    GOMA氏によるワークショップ。

    それ以外に、オーストラリアの先住民族が使う伝統楽器・ディジュリドゥの奏者であり画家でもあるGOMA氏による演奏ワークショップや、シンガーソングライターのdaisuke katayama氏によるウクレレワークショップなどの楽器体験も開催。普段では触れる機会がない楽器を使い、懸命に演奏する姿が印象に残った。

    (5)四万十塾によるカヌー体験

    四万十塾スタッフがパドルの漕ぎ方を説明。

    高知県四万十市を中心にカヌートレック体験を提供する四万十塾は、キャンプ場近くと涸沼を往復するカナディアンカヌー体験ワークショップを開催。

    カナディアンカヌーに乗って涸沼へ。

    カヌーは近年再注目されているアクティビティのひとつで、キャンプとの相性がいいことから湖畔のあるキャンプ場は長期休暇になるとどこも満員になるそうだ。

    そんな貴重なカヌー体験ができるということで、全5回のワークショップはすべて満員! ファミリーからカップルまで様々な人が参加し、スタッフのサポートを受けながらゆっくり漕いで有意義な時間を過ごした。 

    (6)プロのバーテンダーによるオリジナルラムパンチ作り

    コールマンイベントの常連、スクリュードライバーブース。

    大人向けのコンテンツの開催。「ラムのある新しいシーンを日本に作る」をヴィジョンに活動する吉祥寺のラムバー「スクリュードライバー」のブースでは、世界にひとつのスパイス・ド・ラム作りのワークショップを開催。

    ラム酒、スパイス、レモンをビンに入れて完成。

    スパイス・ド・ラムは、ラム酒のメッカとされるカリブ諸島では家庭ごとに自慢のラムを作り、子孫に受け継いでいく伝統的なお酒。今回は、そんなラム酒づくりを現役のバーテンダーが指南しながら手作りで仕上げる。

    味の好みや飲みたいイメージを考えながら数種類のスパイスを組み合わせて、参加者らは持ち帰って料理や焚き火とともに美味しく味わっていた。

    ワークショップ以外の人気ブース

    クラフトビールが味わえるトラック型ビアバー「EL CAMION(エル・カミオン)」。

    カヌー体験や料理教室といった注目コンテンツのほかに、イベント内では様々なブースが設けられていた。

    品川の天王洲地域にあるブルワリーレストラン「T.Y.HARBOR」(ティー・ワイ・ハーバー)は、ケータリングサービスのエル・カミオンを大胆に展開してクラフトビールバーをオープン。

    コールマンとコラボした「バーベキューバッケージ」¥5,800

    コールマンとタッグを組んだバーベキューパッケージは、アンバーエールでマリネしたハーフチキンとケイジャンリブアイステーキ、生ソーセージをセットにした12人用の新セット。こちらは同イベントを皮切りに、今後はネットで注文してアウトドアや家でも食べられるようになっている。

    「MFYR」に生地を依頼して製作した馬車。

    フォトブースとして注目が集まったのが、ステージ前に置かれた馬車。本国コールマンが創業まもない頃、一般家庭だけでなく屋外用のランタンを販売しており、独自の構造でライトが消えにくかったことから馬車の灯りとしても使われていたそうだ。その当時のインスピレーションを受けて製作。

    帆は数種類のテント生地をリユース。

    もちろん実際の乗り物ではなく、モニュメントとして展示されただけだが、注目したいのは帆。今年からスタートしたアップサイクルプロジェクト「MFYR」(エムエフワーアール)とコラボし、使われずに残ったテント生地の廃材をリユースし、1枚の生地として仕立てた。

    「チームoutside」によるプレイスペース「ミニoutsideBASE」。

    ショップで購入したものにプリントサービス。

    記念品にもなる缶バッジ作り。

    子育て支援団体「SMILE KIDS GROUP」によるモノづくりワークショップ。

    国内外の絵本を自由に読める「えほんの木」ブース。

    ほかにも、メイン会場には隅々まで楽しめるブースやコンテンツが用意され、参加者を楽しませていた。来年はどんなコンテンツが用意されるのか、今から楽しみだ。

    来年の注目商品も登場!

    「ソロキャンプスタートパッケージ」も手に取れた。

    ちなみに、メイン会場の一角には来年に発売する新製品が一堂に展示。テントからファニチャー、クーラー、バッグなど気になる商品をお店で見る前にここで見て、触れて、体験できたのは貴重だった。

    別の記事では、この新製品に関する情報をお届けするので、気になる人はぜひチェックしてもらいたい。

    イベント概要

    ザ コールマン キャンプ

    開催日時:20211120日(土)〜22日(月)
    開催場所:涸沼自然公園キャンプ場

    公式サイト
    https://thecolemancamp.com

    文・撮影/小川迪裕

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