一見するとお洒落なバッグ。開けば様々な用途に使えるシートに変身
マルチに使える『andback』(アンドバック)が、一般販売を開始した。2021年6月に開催された『アウトドアライフスタイルショー』で展示(https://www.bepal.net/event/164734)され、注目を集めたこの商品。キャンプ、サーフィン、フィッシング、MTBなど、あらゆるアウトドアシーンで便利に使えるアイデア品だ。
簡単に説明するなら、耐水性、撥水性に優れたナイロンで作られた、1辺約110cmのシート型バッグである。シートの外周には、フックやストラップ、そして、フードが取り付けられている。このひと工夫が秀逸で、様々な用途に対応できる仕掛け。
1.濡れたテントをそのまま包んで持ち帰る
雨降りの日のキャンプの撤収。濡れたテントは、ゴミ袋などに入れて持ち帰るのが一般的だろう。そんなときにはandbackを広げ、その上にドサドサとテントを載せたら、シートの端を折り返して包んでしまう。続いて備え付けのフックを数か所留めれば、テントをしっかり包んでバッグに変身。手提げできるストラップがついているから、車載するのも楽々。メーカーにもよるが、ソロテントから小ぶりの4~5名用程度のシングルルームテントに対応するそうだ。
2.キャンプ場到着後のギア置き場に
キャンプ場に到着。クルマに満載してきた道具をおろすとき、地面に直置きしたくない大切な道具もあるだろう。そんな道具をおろす前に、andbackを敷いて、その上に置けば問題解決。
3.薪を置く
このシートは、PVCコーティングされているため耐水性が高い。シートとして敷いた上に薪を載せた場合、地面からの湿気を防ぐことができる。夜になったら、薪を包んで保管。夜露や急な雨から、薪が濡れることを防ぐ効果が期待できる。
4.雨のときはポンチョに変身
シートの外周に縫製されたフードを被れば、なんとポンチョとしても使える。うっかり雨具を忘れてしまったときに役立つだろう。
5.濡らしたくない道具のカバーに
キャンプ道具は、たとえタープの下に置いていても、風が吹けば濡れてしまうこともある。大切な道具をずぶ濡れにしたくなければ、andbackに包んでおこう。箱物なら、そのまま上にかけておくだけでも、かなりの濡れを防げるだろう。
6.クルマのシートカバーにも
フライフィッシングでウェーダーを着たままポイント移動をする際には、andbackのフードをクルマのヘッドレストにかけて、シートカバーとして使用。濡れたまま運転しても、シートを濡らさずに移動できる。サーフィン、大雨のキャンプの撤収にも役立ちそう。
7.水遊びあとの着替えも快適
子供の川遊びや、濡れた服を着替えるときには、andbackを敷いてその上で。砂利や砂で足を汚さないですむので、タオルでサッと拭いて快適に着替えられる。
ブルーシートやゴミ袋でも、andbackと同じようなことはできるかもしれない。でも、せっかく楽しいアウトドアの時間を過ごすのだから、どうせならスタイリッシュに濡れ物にも対応したい。アイデア次第で、もっといろいろな使い方もできると思うので、クルマに1枚積んでおいてはいかがだろう?
商品情報
andback
価格:14,080円
サイズ:シート約110cm×110cm
フード内収納時:約25cm×25cm×15cm
重量:700g
素材:ナイロン100%
カラー:カーキ、ブラック、グレー、ブラウン
撥水性:4(5段階評価中)
耐水性:1517mm(テントと同等)
耐荷重:150kg
容量:約20L
販売元:美創
https://andback.jp/
(写真提供/美創)