2015年に誕生したアウトドアブランド「YOKA(ヨカ)」が、新しくポリコットン生地の新しいテントを発売する。
イスやテーブルなどの木製家具をはじめ、焚き火台や釣竿などもリリースしている同ブランド。使い勝手のよさと高い耐久性、上質なデザインの3つを追求した商品づくりを得意としており、新商品もこだわりの詰まった楽しい幕に仕上がってきた。
YouTubeで開発を行なってきたTC幕
今回ご紹介する「YOKAキャビン」は、横から見ると左右非対称な形状をしたキャビンテント。前側には煙突ポートを付属し、テント内中央に室内空間を分ける間仕切りを装備している。
ギアの開発過程はYouTubeで公開され、アイデアが生まれるところから、デザイン、試作、改良を重ねていくところまで、視聴者も一緒に体感していける企画を行なっている。現在最終の試作を行なっているところで、12月中には予約を開始したいとのこと。
必要に合わせてメッシュインナーやグラウンドシートを追加しアレンジしていく、おもしろいデザインも特徴。
フルクローズ、ハーフオープン、フルオープンなど、利用シーンに合わせて楽しめるようにもなっており、ジッパーで取り付ける「雨よけ幕」が付属しているので、横からの吹き込みを防ぎつつ自然の良さを存分に味わえる。
インナーの取り付けも可能な後ろ側は、天井の高さを出すため180cmのポールを入れて使用する。そのため、天井はもっとも高いところで220cmあり、テント内でも身をかがめずに歩けるので快適に過ごせるそうだ。
部屋あり、ひさしあり、自然を自由に眺められるこのテント。一見小さく見えるが、じつは後ろ側部分の床面積が270×220cmあり、インナーやフロアを入れても2〜4人で使用できるサイズ。
他にも、スカート部分の細かい仕様や幕のアレンジ方法などのこだわりポイントは多岐に渡り、その1つひとつは動画で公開している。今からチェックしておきたい一品である。
こだわりのキッチン小物はひと足先に予約販売スタート
サペリという素材で作られた、焦茶色のキッチンアイテムは、12月1日(水)に予約販売をスタート。
サペリはアフリカを原産とする木材で、木目が美しく、木の質も均一で家具などにも適した素材とのこと。2月上旬〜中旬に入荷予定の2アイテムも、シンプルながらこだわりのアイテムだ。
イイ感じの粗挽きスパイスをつくる、洋風すり鉢
こちらは、アウトドアに持ち出すことを前提にデザインしたスパイスクラッシャー。直径10cmの木製ボウルには、5.5cmの穴がひとつ空いており、ここにホールスパイスを入れて、自分でミックススパイスを作ろうという趣向だ。
ご覧のとおり、陶器のすり鉢のようにスジが入っているわけではないので、ワイルドな粒の粗いスパイスに仕上がるのだが、これがアウトドアらしくてオススメなのだとか。
すりこぎの長さも鉢と同じ10cmに揃えてあり、本体に開けた穴に収納して、そのまま持てるようになっている。スパイスを潰した後のすりこ木置き場に迷うこともなく、セットで持ち運べる、このひと工夫が嬉しい。
切り心地の良い厚みにこだわったカッティングボード
もう1点は、長さ30cmのカッティングボード。しっかりとした切り心地を追求するため、できる限り板の厚みを残しつつ、調理で取り回しのしやすい重さになるように調子を重ねたひと品。
片面には溝が切ってあるので、お肉のドリップなどを受け止めてほしいときにはこちら側を使うと便利だ。
また、裏側の面はロゴの刻印のみのシンプルなデザインなので、食材を切るのはもちろん、食器がわりに盛り付けに使うなど、裏表で使い分けるのもオススメ。
2つのアイテムは、木製なので使用すれば傷がつくし、オイル仕上げなので洗っていくとオイルが落ちて白くなってくる。そういった時には捨ててしまうのではなく、目の細かいやすりで磨いてみたり、えごま油等を塗り込んでみてほしい。
耐久性も考慮して作られているので、長く愛着を持って使えるだろう。
商品概要
「YOKA CABIN」
価格:¥75,900
設営サイズ:W270×D355×H220cm
重さ: 本体11kg
※ポール、グラウンドシート、メッシュインナーは別売り
「YOKA SPICE CRUSHER」
価格:¥4,180
サイズ:W10×D10×H5cm
重さ: 240g
「YOKA CUTTING BOARD」
価格:¥4.620
サイズ:W30×D18.5×H2cm
重さ: 640g
YOKA公式オンラインページ
https://yoka.co.jp/contents/