
AtoZ Anthony light 全長×全幅×全高:4630×1995×2810mm/乗車定員:7人/就寝定員:大人4人+子ども3人
マルチルームをなくして開放的な空間を生み出す
日産NV200バネットをベースにした「アルファ」シリーズ、タウンエーストラックベースの「アレン」シリーズ、そしてトヨタのキャンピングカー専用シャシーである「カムロード」を採用する「アンソニー」シリーズと、さまざまな”キャブコン”(トラックをベース車両にしたキャンピングカー)を手がけるキャンピングカーメーカーが「エートゥゼット」だ。
なかでも、「アンソニー」はハイエンドモデルの位置付けで、キャンパー装備をフルに搭載したモデル。そんなアンソニーに新たに「ライト」モデルが加わったので、チェックしていきたいと思います。
「アンソニーライト」のベース車両はトヨタ「カムロード」のダブルタイヤ仕様。撮影車両は開発モデルのためシングルタイヤを装着していましたが、製品版は車両総重量に余裕のあるダブルタイヤが装着されます。
外観のデザインはシェルも含め「アンソニー」シリーズと同様。ただし、サイドグラフィックやロゴなどは「ライト」専用のものにあっています。
さらに「アンソニー」が全長4980mmなのに対して、「アンソニーライト」は4630mmと、350mmほど短くなっており、より取り回しがしやすい設計。駐車場のことを考えてもこのサイズを利点と思う人は多いことでしょう。

リビングルームが広々としていて、おまけに2段ベッドの幅にも余裕があるのが「ライト」。
3か所あるベッドスペースで多人数就寝ができる
中央にあるエントランスから車内に入ると、ウッド調の家具類に、室内高182cmとゆとりのある空間が広がっています。インテリアのカラーについても森をイメージした「ボスコ」、港がモチーフの「ポルト」、花をテーマにした「フィオーレ」と3つのスタイルから選択ができ、どのカラーも落ち着きのある色合いでモダンな雰囲気で車内を彩ります。
レイアウトは最後部に常設の2段ベッド、中央にリビング、フロントシート上部にバンクベッドを配置。「ライト」は他の「アンソニー」シリーズモデルとは異なり、荷物置き場やトイレルームにもなる「マルチルーム」をあえて装備していないのが特徴です。旅のスタイルによってはこのマルチルームは必要ないと人もいるでしょう。「ライト」はそうしたユーザーにおすすめのモデルとなっています。

リヤにある常設2段ベッドのサイズは1850×800mmと大人でもゆとりのあるサイズ。上下にも窓が装備されているのもいい。
また、マルチルームがないことで室内空間には余裕が生まれ、常設2段ベッドのベッド幅は80cmを確保。さらにリビングスペースも広々としており、大人数でもゆったりくつろげる空間を実現。

子供にも人気のバンクベッドは固定式のためベッドメイクの必要はなし。両サイドに採光や通気に最適なウインドーも備わる。ベッドサイズは1800×1500mm。
リヤの常設ベッドで2人、展開の必要がない固定式バンクベッドで2〜3人が就寝できるので、4〜5人での旅ならリビングをいちいちベッド展開する必要はありません。最大就寝人数は大人4人プラス子ども3人なので、大人数での旅も余裕でこなしてくれます。

取材車両のインテリアカラーは「ポルト」。ブラックの壁紙をアクセントにベージュカラーの生地を採用したソファやベッドが特徴。

リビングはセカンドシートとサードシートをフラットに展開して、サブマットを入れるだけと簡単。サイズは1900×1260mm。
装備面を見てみると、断熱効果のあるアクリル二重窓やスピードコントロール可能なルーフファン、キッチンキャビネットなど必要十分な装備を備えています。また、オプションでDC12V車載用クーラーなども用意しており、季節を問わず快適な旅を楽しむこともできるよう作られているのも特徴です 。

人気の車載用クーラーをオプションで用意。最後部に装着されるが、コンパクトかつパワフルなので車内全体までしっかりと冷気が行き届く。

車載クーラーの室外機はリヤに装着される。電装システムやサブバッテリーはエントランス脇の収納スペースに搭載。

キッチンはシャワーヘッド付き蛇口にシンク、49L冷蔵庫や上部収納庫が備わる。窓を開けてシャワーを引き出して使えるのは便利。
マルチルームをあえて装着せず、装備をシンプルにしたことで価格も646万8000円〜と、カムロードのダブルタイヤをベースにしたモデルではリーズナブルなプライスを実現。
大家族や友人たちと旅したい人にはうれしい1台となっています。
エートゥゼット
048-760-5668
https://atozcamp.com/
