■雨でもへっちゃら
夜中に何度も目が覚めるほどの激しい雨が降っていたのですが、車の中は快適で、雨音さえも楽しめました。雨風が強すぎると、テントの場合は少々不安になりますが、キャンピングカーなら、雨音を楽しみつつ、窓の外を眺めながら優雅にコーヒーを飲むことができます。
テーブルがあるから、飲食しながら雨がやむのを待つのもいいし、トランプしながら車の中で過ごすのもいい。家にいるといろいろやらなくちゃいけないことばかりで、一緒にいてもじっくり会話する時間が取れませんが、車の中でやらなければならないことは一つもなく、久しぶりに親子向き合って、いろいろな話をする時間を持てました。
■キャンプだけじゃない利用法
宿泊場所に困らないから、例えば渋滞を避けて夜のうちに出発するという旅の計画が可能になります。高速道路のサービスエリアや道の駅の駐車場などで宿泊する人も多いようです。宿を気にせず旅のプランが立てられるから、気ままな旅が可能になります。
また、フェスなどで宿泊施設が満室でとれないときにも、キャンピングカーがあれば便利です。駐車場だけ確保すれば、なんとかなるからです。
実際に過ごしてみて、あまりの快適さに驚きました。キャンピングカーがあれば、気持ちに余裕のある旅が楽しめます。気ままに旅を楽しめます。何といっても子どもが喜びます。キャンピングカーのレンタルを活用することで、アウトドアの旅がもっと広がりそうです。
<取材先>
キャンプインカー http://camp-in-car.com/
渡部郁子(わたなべいくこ)
フリーアナウンサー/ライター
JFNラジオ「JOYFUL LIFE」(http://www.jfn.jp/RadioShows/joyful)パーソナリティほか、アウトドア、温泉、音楽をテーマに様々なメディアで情報を発信中。ライフワークのフジロック参加のため、子どもと楽しむアウトドアスタイルを模索中。www.watanabeikuko.jimdo.com/