斧は薪割りに欠かせない存在。ここでは片手で気軽に使え、太い薪をさらに細く割るのに重宝する小型の手斧を紹介。
折る機能をプラスした個性的なモデル
ユニフレーム/燕三条乃斧
全長約275㎜、約450g
小ぶりで扱いやすく、太い薪をさらに細くして焚き付け用の薪を作るのに最適。斧頭(刃の背側)部分に、細い薪を短く折るための溝が付いているので、長い薪が使えない小さな焚き火台用に便利。エントリーユーザーにもオススメだ。
問い合わせ先:新越ワークス 03(3264)8311
手によく馴染むカーブを持つ樹脂ハンドル採用
モーラナイフ/キャンピング アックス
全長約322㎜ 約510g
ヘッド部に程よい重量感があり、ハンドルの端のほうを握って振り下ろす動作がしやすく、薪をさらに細くする作業はお手のもの。樹脂ハンドルの表面にはザラッとした滑りにくい加工が施されているので、使い勝手も上々だ。
問い合わせ先:アンプラージュインターナショナル
https://upioutdoor.com/
職人技が光る切れ味鋭い鍛造刃
トヨクニ/土州薪割斧
全長360㎜、700g
全長と刃の重量とのバランスが、日本人の体格に合うように作られた純国産モデル。無駄な力を使うことなく、薪を素早くキレイに割ることができる。丈夫な樫材の柄には、滑りにくいチェッカリング加工が施されている。
問い合わせ先:トヨクニ 088(862)2819
フルタング構造でバトニングもOK!
BABACHO/多喜火斧
全長約280㎜ 約940g
ブレードからハンドル部までが1枚の鋼材で作られたフルタング構造は捻りや衝撃に強いため、斧頭を叩いて薪を割るバトニングをしてもへっちゃら。しかも9㎜もの厚さがある鋼材が使われているので、耐久性もバッチリだ。
問い合わせ先:馬場長金物
https://www.babachokanamono.co.jp/
※構成/坂本りえ 撮影/永易量行 協力/木村泰河
(BE-PAL 2021年12月号より)