薪ストーブは燃焼方式でおもに2つに分けられる。火室の熱を本体に伝え、それを表面から放射して部屋を暖めるのが輻射式。もっともポピュラーで典型的な形だ。それに加え、本体が二重構造になっており、火室からの熱で空気を暖め、それを室内に再び放出する対流式がある。
素材はおもに鋳鉄製と鋼板製の2種。鋳物は暖まりにくいが冷めにくく、おだやかな輻射熱が得られることから、輻射式のストーブの多くは、鋳鉄製が多い、対して鋼板は、好きな形が作れるので個性的なデザインが楽しめる。ただ、鋳物と逆で、すぐに暖まるが、冷えてしまうのも早い。
他に料理することを前提としたクックタイプや、狭い部屋にも対応する小型タイプ、現代風なモダンタイプなど、新しい薪ストーブも続々と登場。用途に合わせて選べる。
そんな薪ストーブをここでは6モデル紹介した。
バーモントキャスティングス/新型アンコール ¥540,000
アメリカの代名詞ともいえる薪ストーブ。伝統のスタイルはそのままに、最新の燃焼方式(フレックスバーン方式)を搭載したハイブリッド型で、自動温度調節も付属。料理も可能なストーブトップは、ドアを兼ねる独自構造で、薪の継ぎ足しも楽。輻射式。鋳物製。問い合わせ先:ファイヤーサイド0120-46-7877 http://www.firesidestove.com/