■フッドリバーからウォームスプリングスへ
最初にオレゴンの地図を見たとき、ウォームスプリングスという地名を見つけて、きっと温泉があるはずだと思って予定に入れた場所は、先住民族の居住区でした。名前の由来は、この地域に住む先住民族「ウォーム・スプリングス部族連合」からつけられたのだそうです。豊富な水が作り出す緑豊かな自然風景から一変して、西部劇に出てきそうな荒野を車で走り抜けること2時間、荒野の中に建てられたカニータ・リゾートに到着しました。
■温泉とキャンプを楽しめる場所
先住民族居住区内に作られた「カニータ・リゾート」は、キャンプサイトやアウトドアアクティビティを備えた宿泊施設。屋外に作られたプールは温泉を利用したもので、年間を通して92度(摂氏33度)に保たれているそうです。肌寒いこの季節も、プールに入っているときは快適。ただし出るときに少し勇気が必要です。
周辺にはトレイルが整備され、荒野を歩くのも楽しそう。明日はいよいよ、今回の旅のメインイベント!
渡部郁子(わたなべいくこ)
フリーアナウンサー/ライター
JFNラジオ「JOYFUL LIFE」(http://www.jfn.jp/RadioShows/joyful)パーソナリティほか、アウトドア、温泉、音楽をテーマに様々なメディアで情報を発信中。ライフワークのフジロック参加のため、子どもと楽しむアウトドアスタイルを模索中。www.watanabeikuko.jimdo.com/