外に出るのが億おっ劫くうという人もいる季節ですが、体の温まるクラフト!? なんてあったら、挑戦してみたいと思いませんか。庭先で七輪をおともに、キャンプサイトで焚き火を囲んで、炭火と一緒に作る、簡単気ままな縄文ボウルの登場です。
火鉢と七輪を、用途に合わせて使い分ける 上段右からお茶用の風炉。室内や野点でお茶を立てるときに使用。着火練炭用七輪は長時間の暖とりに。ずっとお湯を沸かしておくときにも便利。炭火コンロ七輪は暖とり、煮炊きと万能選手。七輪は下部に空気弁があるので、火力調節が可能。下段後列は鉄火鉢とお手製の箱火鉢。鉄製は水にも強く、外でもOK。木製の箱火鉢は室内の板の間などで手を温めつつ作業するのに重宝。前列の箱七輪は料理に限定。長四角の形状を利用し、サンマや焼き鳥を焼くのに活躍。
同じ炭でも多種多様 右奥から時計回りに着火練炭、ナラ炭、備 長炭、豆炭、バーベキュー炭。着火練炭は 火持ちがよいので、長時間の暖とりに。ナ ラ炭は火がつきやすく火持ちもいい。爆ぜ ないので室内での調理にも向く(価格はバ ーベキュー炭の2、3倍ほど)。備長炭は繊 細な料理に。火鉢でじっくり2、3時間炙 りながら食べるときに。個数で温度調節が できる豆炭はダッチオーブンや豆炭アンカ などに。バーベキュー炭は安価だが爆ぜる ことが多いので、屋外での調理に。
右から炭火コンロ七輪&ナラ炭(岩手切炭)。下部に空気穴があり、火を一気におこせるため、この七輪を採用。炭は500gもあれば十分足りる。目の粗いサンドペーパー(120番)と仕上げ用の目の細かいもの(250番)2種、木を削るクラフトナイフと鉈、金槌(石でも代用可)。火力調整用の火吹き竹。オイルフィニッシュ用のえごま油(木製食器にも使われる植物系の乾性油を使用。クルミ油でもよいが、えごま油のほうがサラッとして塗りやすく濃いめの色に)、パテ作り用のご飯少々。