樹種や木の大きさは好みのものでOK。ただし、広葉樹のほうが割れにくく、長く使える。
燃やして削る
火をおこしたら、木の断面に炭をのせる。時々火吹き竹で炎をおこし、偏りがないよう、丸く焼く。
炭を足しつつ好みの深さ、形に焼けたら炭を取り除き、金槌で炭化した部分を崩しながらこそげ落とす。
内面を焼く
さらにサンドペーパーで内側を磨き、表面を滑らかに。このとき出た黒い削り粉は取っておくこと。
成形する
全体が同じ厚みになるように、樹皮側を鉈で削る。薄くしすぎると割れやすいので、1㎝以上に。
鉈でだいたいの形に削ったら、クラフトナイフで形を整える。縁は刃先を斜めに倒して角を取る。
全体にサンドペーパーをかける。最初は粗めの番手からはじめ、仕上げは細かい番手で滑らかに。