アウトドアでのおにぎり、手が汚れない工夫とは!?
手軽に食べられて、バリエーションも豊富なおにぎりは、キャンプなどのアウトドアでも欠かせないメニューのひとつですね。
今回は「手が汚れずに食べられる便利なおにぎりとはどんなスタイルなのか」について考えてみました。アウトドアに最適な、ひと工夫された海苔の巻き方や、おにぎりの形状、包み方とはどんなスタイルなのでしょうか。
海苔の包み方を変えてみる
おにぎりの海苔の包み方は色々とありますが、今回は「最後まで手が汚れずに食べきれるか」を考慮して巻いてみます。おにぎり専門店の海苔の巻き方を参考に、仕上げました。
まずは、三角に切った海苔を逆三角形になるように置き、中心に握ったおにぎりを置きます。
次に、三角形の片方をたたんでおにぎりに巻きつけます。
もう片方の海苔をたたんで、同じように巻きつけます。
最後に、下の海苔を引き上げておにぎりに巻きます。
おにぎりのトップに中に入っている具材を飾るとわかりやすいですよ。
おにぎりを棒状にしてみる
「スティックおにぎり」という名前で話題のおにぎりの握り方を試します。細い棒状になるので、小さな子供の口でも食べやすいと人気のスタイルです。
まずは、ラップをひし形に置き、中心に味付けをしたご飯をのせます。
次に、クルクルと巻いてキャンディ包みにします。
一度ラップを広げて海苔を置き、巻き閉じの部分にマスキングテープをつけて折り返します。
再びキャンディ包みになるように、ラップでおにぎりを転がして包みます。
マスキングテープで留めたラップの端が、巻き閉じにくるように包みます。
キャンディ包みにした両サイドのラップを、リボンやモールで閉じます。ワックスペーパーで巻いたり、マスキングテープを飾ったり、お好みのアレンジに仕上げてもいいですね。
おにぎり用フィルムを自作してみる
コンビニのおにぎり用フィルムに入っているおにぎりは、手が汚れずに最後まで食べることができます。アルミホイルとマスキングテープで、パリパリの海苔が楽しめる、おにぎり用フィルムを自作しました。
海苔の長さほどのアルミホイルを切り取り、中心にマスキングテープを貼ります。アルミホイルをくしゃくしゃにすることで、おにぎりのご飯のくっつきを防げます。
マスキングテープの端の部分は、折り返しておきましょう。
アルミホイルを裏返して、おにぎり用に長方形に切った海苔を中心に置きます。
海苔を包むようにアルミホイルをたたみ、おにぎりを置きます。
アルミホイルをたたんで、おにぎりを包みます。
アルミホイルの巻き閉じを、マスキングテープで留めます。おにぎり用フィルムは市販品もありますが、自宅にあるアイテムでも簡単に自作することができました。
実際に食べてみた感想
海苔の包み方を変えたおにぎりの試食
一般的な包み方で海苔を巻いたおにぎりは、食べている途中でバラバラになり手が汚れてしまうことも。しかし、この方法で海苔を巻いたおにぎりは、最後まで海苔とご飯がバラバラになることなく食べられました。
さらに、海苔の上からラップやアルミホイルでおにぎりを包むと、手が汚れているときにも便利です。
スティック状にしたおにぎりの試食
こちらのおにぎりは、食べやすさがダントツでした。ラップの端にマスキングテープをつけているので、包みも開けやすかったです。
子供でも食べやすいので、アウトドアやピクニックでもとても便利な握り方だと言えます。
フィルムを自作したおにぎりの試食
折り曲げたマスキングテープの端の部分から、少しずつ剥がしていきます。
マスキングテープをひと回し剥がせたら、アルミホイルを引き出します。
アルミホイルがついている部分を持ち手にしておにぎりを食べると、パリパリの海苔を楽しみがなら、手を汚すことなく食べ進められます。
結論:手を汚すことなく食べられるおにぎりはアウトドアに最適!
おにぎり作りに一手間加えることで、手を汚さずに食べられる方法をいくつかご紹介しました。どの方法も簡単で、すぐに実践できそうな内容になっています。
ご自身のお好みのスタイルに合わせて、アウトドアでのおにぎり作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。