このジップラインもそうだが、〝富山〟を訪れて感じたのは「日本屈指を手軽に楽しめる場所」だということ。北アルプスの入り口、室堂でバスを降りたらすぐそこに絶景が広がる。普通の登山では考えられない良いアクセスだから、まったく歩かなくても標高2400m超えの高山帯に出られる希有な場所なのだ。
さらに富山湾といえば日本屈指の漁場。豊富な種類の海の幸が獲れることで有名。これら富山の地魚をもっと気軽に楽しめるようにと、企画されたのが「富山湾鮨」プロジェクト。
これは、富山の地魚のみを使った極上お寿司のセットを、明瞭会計で安心して食べられるというもの。富山湾で獲れた新鮮な魚介の10貫と汁物がセットになった「富山湾鮨」は、価格は2000~3500円。富山県内の約60店舗で食べることができる。
他にも、あまり知られていないが、落差350mを誇る「称名滝」も日本有数の名瀑。ここも駐車場から舗装路を歩いて20分ほどで到着する手軽さだ。350mという日本一の落差を誇る、4段構成の称名滝。展望台はミストが舞い昇る爽快な場所。雪解け水が流れ込む春には、称名滝の右側にハンノキ滝というさらに大きい滝が現われるという珍しい地形だ。