寒い日のキャンプには、餅入りの鍋焼き味噌煮込みうどんがおすすめ!
寒い季節のキャンプは、身体を温めるキャンプ飯が食べたくなりますね。
餅米は、白米よりも胃を温める効果が高いので、冬のキャンプにおすすめな食材のひとつです。今回はキャンプでも使いやすい、焼き餅を利用した味噌煮込みうどんのレシピをご紹介いたします。
鍋料理のひとつとしても楽しめるメニューなので、大鍋で作ったうどんを仲間とつつきながらキャンプ飯を楽しむのもいいですね。
材料(4人前)
鶏もも肉 1枚(350g)
うどん 250g
油あげ 2枚
えのき 1袋
餅 3枚
青ネギ 5本ほど
生卵 1個
<うどんつゆ>
水 5カップ
八丁味噌(赤味噌) 80g
料理酒 大さじ2
みりん 大さじ5
和風だし 小さじ1
味噌煮込みうどんは、愛知県の郷土料理で名古屋の代表的な麺料理です。その味の決め手は、豆味噌の一種であるコクのある八丁味噌です。
八丁味噌は「赤出し味噌」や、「赤味噌」と言う商品名でも販売されています。東海地方の料理では、味噌汁や料理などに幅広く使われており、コクのある味噌の味わいが楽しめます。今回の味噌煮込みうどんにも必須の調味料です。
作り方
鶏もも肉は、小さめの一口大に切ります。油あげは三角になるように切り、えのきは石づきを切り落とし、半分に切ります。餅は半分に切り、青ネギは斜めに切ります。
具材のアレンジとして、かまぼこや、椎茸、ほうれん草などもおすすめです。
切った餅を焼き網に並べて、表面を炙ります。
片面焼き色がついたら、裏返してもう反面を焼きます。焼き過ぎると、汁に入れた時に餅が溶けやすいので気をつけましょう。
鍋に湯を沸かし、うどんを茹でます。茹であがったらザルなどで湯切りして、サッと水洗いします。
今回は乾麺を利用しましたが、冷凍うどんや、生うどんでも同じように作ることができます。
鍋にうどんつゆの調味料を全て入れ、一煮立ちさせたら鶏もも肉を入れます。
一般的な味噌は風味が飛ぶので沸騰させないのが一般的な調理法ですが、八丁味噌は食材と一緒に煮込むことで美味しさが増すのが特徴です。
茹でたうどんを入れて全体をほぐし、油揚げを並べて入れます。
えのき、青ネギを入れて、上に焼いた餅をのせます。餅は煮込みすぎると、溶けてしまうので気をつけましょう。
容器に割り入れた卵を、中心にそっと流し込みます。
半熟になった卵に、麺を絡めながら食べるのがおすすめです。大きな鍋でたくさん作り、熱々を少しずつ食べてみましょう!
豆味噌のコクのある味がたっぷりと染みた具材とうどんが、身体を芯から温めてくれるメニューです。七味唐辛子をふりかけてピリ辛に仕上げたり、ご飯と一緒に食べたりしてもいいですね。
熱々の鍋焼き味噌煮込みうどんで冷えた身体を温めよう!
寒い季節のキャンプで、鍋を囲んで食べる熱々のうどんは心も身体も温まる絶品メニューですね。鍋に具材を入れるだけで完成する鍋焼きうどんは、手間がかからず簡単に仕上がるのでおすすめです。
餅米を使った料理は、身体が温まる以外に、腹持ちがいいのも嬉しい特徴ですよ。身体の温まる鍋焼き味噌煮込みうどんを、ぜひ冬キャンプでもお試しください。