「ソロキャンプやファミリーキャンプでのひとり時間で一番幸せな時間は?」と問われると、「寝る前に袋ラーメンをすするとき」という方はいませんか?そんな方は、迷わず”角丸正方形”のソロクッカーが選択肢に入ってきます。
長方形型のクッカーが日本のソロキャンプシーンを楽しくしてくれたここ数年。様々なレシピやサードパーティー製の追加ギミックなど、クッカーが主役でキャンプ時間を豊かにしてくれる提案がたくさんありました。しかし、ここはあえて”袋ラーメンが主役”でにクッカーを合わせるという、モノではなく袋ラーメン基準でギアを選んでみてはいかがでしょうか?
角丸正方形クッカーの魅力
日本の登山愛好家なら、昔からこの存在を知っている人も多いこの角丸正方形のクッカー。いわゆる角が丸い正方形のクッカーです。この魅力はなんといってもパッキング時にデッドスペースができにくいこと。バックパックでも、収納ボックスでも、ちょとした空間があれば、ひっそりと邪魔をしないように収まってくれます。
現在では日本のメーカー数社ががアルミ、ステンレスなど、様々な素材で、そして様々なスタイルで使いやすいように設計したものがあります。どことなくクラシカルな見た目に反してこの形が非常に秀逸で、袋ラーメンとの相性だけではなく、使い勝手もまた抜群なのだ!その良さを感じられる4つの理由を紹介します。
1:液体を注ぎやすい
正方形のバランスの良さと角部分が注ぎ口の役割を果たしてくれるおかげで、液体類をこぼすことなく注ぐことができます。持ったときのバランス感と、何も器具を追加せずに注げるのは、当たり前のようで昨今の丸型や長方形型クッカー類ではなかった気持ちよさです。
2:メモリがついている
日本のメーカーが作っているだけに、細かい気遣いも抜かりない。クッカー内にはメモリがついているので使い勝手がよいだけではなく、日本の袋ラーメンを美味しくつくるのに必要な400ミリリットルから500ミリリットルの量をしっかりと計ることができます。
これがある事で、袋ラーメンの”濃いめ”や”薄め”の調整も自由自在です。
3:袋ラーメンセットが組める
角丸四角形が多い袋ラーメンを気持ちがよいほどしっかりと収納できるのが、このタイプのクッカーの一番素晴らしいところ。袋ラーメンサイズのクッカーを選べば、だいたい2袋収納することができるため、2回楽しめるというわけです。
もしも極上の袋ラーメンタイムを過ごしたい場合は、チャーシュー、メンマ、ネギを入れた容器も一緒にセットした究極の袋ラーメンセットも準備が可能です。
4:調理がしやすく食べやすい
角形クッカーは一見調理がしにくそうですが、実はそんなことはありません。むしろ、袋ラーメンに関しては最高に調理がしやすいといっても過言ではないのです!
大きめのクッカーでつくるとスープ用に後で湯量の調整が必要になるなど、工程が増えてしまうという面倒さがあります。角丸正方形なら、麺の収まりがよく麺がしっかりと必要量のお湯に浸かってくれます。当たり前のようで、実は貴重な機能でもあります。
また、鍋ひとつで袋ラーメンをつくり、そのまま食べるというワイルドな方法が好きな人にとっては非常に食べやすい形状でもあります。丸い角のおかげで、最後の一滴まで汁をきれいにすすりきったあとの爽快感は、何にも代えがたい実にスマートな多幸感があります。
この記事を読んで、久しぶりにキャンプで袋ラーメンを食べたくなった方はいませんか?そんな方は是非角丸正方形のクッカーをソロキャンプのお供にしてみてください。