年に1回のアラスカ旅をライフワークにしている、アウトドアコーディネーターの小雀陣二(こすずめじゅんじ)さん。料理の腕も一流で、著書に実践的な野外料理をまとめた『ダッチオーブン極楽クッキング』(枻出版)もある。
「アラスカでは燃料補給もままならないので、旅の間は基本、焚たき火生活。流木や倒木を薪にしてごはんを作ってます。だから、焚き火=料理。焚き火と料理は常にセットです」という。
まずは、小雀流焚き火の作り方から。
①市販の着火剤やマツボックリ、枯れたスギの葉の周りを、枯れ葉や細い枝で囲み、火をつける。
②炎が上がったら、徐々に太い枝を足していくだけでOK。おき火を中心に薪の継ぎ足しで火力を調節する。