GRIP SWANY
バッファローの皮革を使ったスワニーイエローのグローブを起源とするグリップスワニー。その歴史は19世紀にまで遡る。1983年に日本上陸を果たし、その2年後には日本人の手にもフィットさせるため、国内生産がはじまった。そしていまは、グローブにとどまらず、フィールドワーク中に使うツール類を収納できる大きなポケットを備えたキャンプウェアの分野において、圧倒的な人気を誇るブランドに成長した。
2020年、そんなグリップスワニーからテントとタープが登場したのだが、それがまた、タダモノではなかった。焚き火ウェアでも用いられていた難燃素材「BRAZE SHIELD」を採用。キャンプサイトの核となる幕体にも難燃素材を取り入れ、デザインにもこだわる〝焚きビスト〟のハートをさらにグッと摑んだのである。
そして、来たる’22年には待望のオリジナルの焚き火台や、本格的なブッシュクラフトナイフも登場。新しいジェットブラックのテントに黒皮鉄の焚き火台──。野趣あふれる男前スタイルのソロサイトにぴったりのアイテムだ。
FIREPROOF GS TENT(Special Edition)
自己消火性に優れた「BRAZE SHIELD」という難燃素材を採用。強度も高く、万一接炎しても溶解せずに炭化して燃え広がりにくい素材だ。1人用。W330×D190×H130㎝。
GS FIRE PIT
黒皮鉄を使ってハンドメイドされたシブさ全開の焚き火台。折りたたみ式の脚を開くだけで簡単にセットできるのも魅力だ。W50×D26×H31.5(脚の高さ11.5)㎝、約6.9㎏。
GRIP SWANY × BRISA Trapper 95
フィンランドの「BRISA」とのコラボで誕生したブッシュクラフトナイフ。ハンドルには独特な模様を持つカーリーバーチ材を採用。ファイアースターター付き。刃長9.5㎝。
※構成/坂本りえ
問い合わせ先:スワニー販売 03(3306)1411
(BE-PAL 2022年1月号より)