ふるさと納税でテントがもらえる!?
ある日、わが家に大きな小包が家に届いた。
それはLOGOSのワンポールテント(ナバホ柄)だった。夫が、ふるさと納税の返礼品でチョイスしたものだという。
え!ふるさと納税でテント!?
もっぱら海鮮やフルーツを注文していた私は意表をつかれた。
さっそくふるさと納税のサイトを調べてみると、なるほどたしかにテントなど大型のキャンプ用品も掲示されていた(注:2018年ころの話です)。
今回、あらためて記事を書くにあたって「さとふる」のサイト(https://www.satofull.jp)と、楽天市場の「ふるさと納税」サイト(https://search.rakuten.co.jp/search/mall/ふるさと納税/)を調べてみることにした。
(この記事を書くにあたり夫に確認してみたところ、夫がナバホ柄のこのテントを入手したのは、楽天市場の「ふるさと納税」サイトだったか、「さとふる」だったか、忘れてしまったそうだ。)
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、実質負担2000円の「寄附」という形で、出身地に限らず好きな自治体を応援できる仕組みだ。「生まれ育ったふるさとに貢献できる」「自分の意思で応援したい自治体を選べる」制度として2008年にはじまった。
ふるさと納税した寄附は、2000円を超える部分について、所得税・住民税から控除される。
ただし、寄附金額の控除を受けるためには、確定申告や「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を利用する必要があり、控除を受けられる金額には上限(控除上限額)がある。
控除部分は税金がかからないため、一定の納税額がある人であれば、2000円の寄付をさしひいても実質減税になる。それに加えてさらに「返礼品」がもらえるから、お得な制度といえる。
控除上限額の計算は、「ふるなび」のシミュレーションが便利だ。
【参考】ふるなび https://furunavi.jp/beginner.aspx
ふるさと納税でもらえるキャンプ道具
今回、ふるさと納税の返礼品を調べたところ、以前のように大きなテントは見られなかったが、「さとふる」のサイトでは、コンパクトなテントやキャンプ用ナイフや薪などが返礼品として掲載されていた。
「キャンプ テント」 のキーワードで調べると、タープや2人用のコンパクトなテントが出てくる。「キャンプ」だけのキーワードで検索すると、ランタンや焚火台、チェア、薪、炭、コンフォートベッド、ケトル、マグなどキャンプで使える小物グッズが並ぶ。
「楽天市場」でも、「ふるさと納税 テント」、「ふるさと納税 キャンプ」のキーワードで調べると、一人用の軽量テントや、シェラフ、焚火台、スキレット、ハンガーラックなど、こちらもキャンプ用の小物グッズが多かった。楽天市場のふるさと納税なら、“楽天ポイント”も貯めることができる。これは嬉しい。
お目当てのアウトドアブランドがあれば、キーワードに入れて探してみよう。「ふるさと納税 スノーピーク」「ふるさと納税 モンベル」「ふるさと納税 キャンプ テーブル」…などと入力して検索してみると、素敵な出会いがあるかもしれない。
キャンプギアメーカーで調べてみると、LOGOSと京都府城陽市がコラボして、ふるさと納税返礼品としてオリジナルのコラボグッズを作っているようだ。https://www.furusato-tax.jp/search?q=ロゴス
こだわりのアウトドアギアが返礼品のことも
「さとふる」「楽天市場」「ふるなび」と並ぶ、もうひとつのふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」では、アウトドア好きのスタッフが、注目しているアウトドアギアを紹介しているではないか。職人手作りの銅製ケトルや、コンパクトに収納できる組立式の焚火台など、こだわりの品が並んでいる。
【参考】ふるさとチョイススタッフが選んだ 注目のアウトドアギア(※ 2019年10月1日時点 自社調べ)
https://www.furusato-tax.jp/feature/a/series_outdoorgear
こういったサイトを徘徊するだけでも楽しいし、ふるさと納税を利用して、キャンプギアや、日本各地のこだわりのグッズをお得にゲットしたり、各地の返礼品・特産品からキャンプ飯を考えてみるのも面白いと思う。
ぜひみなさんもチェックしてみてください!
●「初キャンプに必要な持ち物は? キャンプ道具の総予算は?【ふるさと納税でテントをゲットしたわが家の場合】」の記事に続きます。
※冒頭のテント写真はロゴス提供。以降のキャンプ写真は、2018年10月に撮影した写真です。