フォトロゲイニングというスポーツをご存じですか? 2021年12月18日(土)、山中湖で「第2回富士五湖フォトロゲイニング」というイベントがあったので参加してきました。
フォトロゲイニングの基礎知識ゼロ。山登りは多少したことがあるものの、地図読みは苦手、トレラン(トレイルランニング)なんかは絶対ムリ!という超初心者の筆者による初体験レポートをお届けします!
フォトロゲイニングとは?
フォトロゲイニングは、地図をみながら既定の時間内にチェックポイントを回り、そこで指定の写真を撮りながら得点を獲得するスポーツです。「男子」「女子」「混合」などのカテゴリーがあり、規定時間内にたくさんのチェックポイントを回って高得点を獲得していきます。
ただし、チェックポイントの順番は決まっていないので、自分の技量や体力にあわせてコースを自由に決められるのがミソ。つまり、老若男女を問わず、誰でも自由に楽しめるということですね。
富士五湖フォトロゲイニングとは?
さて、今回参加する富士五湖フォトロゲイニングは、2021年5月初開催に続いて2回目。第1回は西湖・河口湖がエリアでしたが、今回は山中湖周辺が舞台です。制限時間はがっつり6時間。ソロ部門もあり、競技志向は高めです。
チェックポイントは、標高の高いところ、小さいもの、地味に変なものが多いのが特徴とのこと。確かに一覧表を見ると看板や標識、ハシゴなど、こんなところになぜ?と思われるユニークな目標物がずらりと並んでいます。それだけでも楽しくなり、ニヤリとしてしまいますね。
事前準備でやったこと
富士山を間近で見たい!と勇み足で申し込んでしまった筆者。フォトロゲイニングのことがまったくわかりません。開催まで約1か月の間、とにかくやれることはやろうと準備を開始しました。
準備リスト(やったこと)
□ フォトロゲイニングのことを調べる
□ 富士五湖フォトロゲイニング公式サイトで過去の様子を調べる
□ 開催地のこと(地形や気候)を調べる
□ コースのヤマをはる
□ 持ち物を整える
□ 近くのハイキングコースで練習する
情報収集でイメージトレーニング
とにかく情報を集めることに注力し、イメージを膨らませていきました。そこでわかったのは、どうやらフォトロゲイニングは「写真撮影」だけではなく、「走る」らしい……。走るのは嫌だなあ。ここで一瞬とまどいましたが、歩いてもいいと書いてあってひと安心。
コースをシミュレーション
筆者の登山経験は最長記録で11.5km・6時間。このデータをもとに、山中湖周辺のハイキングコースや絶景ポイントを調べ、自分のペースでどの辺りまで行けるのかを考え、文字通り「ヤマ」を張りました。
なんといっても、日本一の「富士山」をいろいろなところから見て回れる! それだけで楽しみになりました。
前日に現地入り
せっかくの初参加なので、はりきって前日の早朝に山中湖村に入りしました。富士山の代表的なビューポイントのパノラマ台に来てみましたが、どしゃ降り。車の外にも出られないほどで、大会が中止になりやしないか心配になりました。
ギアの使い方に慣れておく
午後になり、ようやく雨がやんだので、山中湖の南側にある三国山と明神山で予行演習開始。
カメラをどこに入れておくと素早くとり出せるか、どれくらいの距離に立てばうまく撮れるのか、なども練習しておくと本番であわてずにすみます。
山の中で目標物ははたして見つけられるのか? 目を凝らして見回してみたり、写真を撮ったりイメージトレーニングをしておきました。
郷土料理で旅を楽しむ
宿に向かう途中、夕食は山梨の郷土料理「ほうとう」を味わいました。遠方の開催地だと観光的な要素もたっぷり味わえるので楽しさが倍増しますね。
早めに就寝
宿に到着して一段落。夜間かなり強い風が吹いたと思ったら、まさかの雪。
雲はなくなっていたので、天気はよくなりそうですが、寒さが心配になりました。
いよいよ明日。早寝をして備えます。
~当日編~に続きます。