近所迷惑にならない「ベランピング」の楽しみ方&マナーを学んでおこう!
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    2022.02.01

    近所迷惑にならない「ベランピング」の楽しみ方&マナーを学んでおこう!

    ベランダにある椅子と机。

    写真は全て筆者私物です。

    アウトドア気分が楽しめるベランピング

    キャンプ場へ出かけなくても、自宅のベランダでアウトドア気分を楽しめる「ベランピング」。

    気軽で簡単にできるため、世代を問わず人気があります。しかしキャンプ場とは違うので、いくつかルールを守る必要があります。

    今回はベランピングとは何か、そして注意点についても紹介します。この記事を読んで、あなたもベランピングデビューしてみませんか?

    ベランピングとは

    ベランピングとは「ベランダ」+「グランピング」を合わせた造語で、「ベランダでする豪華なキャンプ」という意味です。実際には豪華でなくても、椅子や机をおいて飲み物を用意するだけで楽しむこともベランピングと言われています。

    ベランピングは荷物を車に乗せて運ばなくてもいいですし、基本的に調理は家の中で行なうので、片付けも楽ちんです。

    昨今は外でのキャンプがしにくいときもありますが、ベランピングなら気軽にアウトドア気分を楽しめます。

    狭くても楽しめる

    ベランピングはベランダが狭くても楽しめます。

    我が家のベランダは幅が1m弱しかなく、大人一人しか入れません。このように狭いベランダでも、ベランピングはできます。

    狭い場所でのベランピング風景。

    極狭の場所でも、ベランピングができます。

    スモールサイズのテーブルと机を置いています。クロスや食器にこだわると、キャンプの雰囲気が出ておすすめです。

    シェードをつければ日差しの強い日でも、風が通り抜けて快適に過ごせます。春〜初夏はここでパソコン仕事をすることもあります。

    狭い場所だと、荷物はたくさん置けません。しかし使用するアイテムが少なくて済むので、片付けの面倒な人にとっては大きなメリットになります。

    外へ出かけなくてもピクニック気分

    ガスコンロに煮物を入れたミニパンが乗っています。

    ベランダで煮物を温めています。

    先にも述べましたが、ベランピングは外出しなくても楽しめるのがいいところ。

    社会情勢によっては外出が制限される場合もあります。しかしベランピングは家の敷地内でできるので、思い立ったらいつでも楽しめます。空を見ながら食べるごはんは格別ですよ。

    冬は寒さ対策として、ブランケットやカイロなどの、あったかグッズを用意しておくといいでしょう。

    ベランピングで注意したいポイント

    気軽にできるベランピングですが、キャンプ場や公園とは違うため、いくつかの配慮や注意が必要です。ここではベランピングで注意したいポイントについて紹介します。

    焚き火厳禁!

    焚き火の画像にダメですという注意の文字。

    ベランピングで火起こしをしてはいけません。

    ベランピングではキャンプ場と違い、多くの場合は近くに人が住んでいます。BBQのように煙がたくさん出る火起こしをすると、周りに迷惑がかかるため厳禁です。

    ベランダでベランピングをしています。

    カセットコンロを使っています。マンションの場合は必ず規約確認を!

    安全のため、火を使う場合はできるだけ家のガスコンロで行なうのがおすすめです。ベランピングで火を使う場合は、カセットコンロやシングルバーナーなど、煙やにおいの出ないタイプを使うといいでしょう。

    ただしマンションの場合は、必ず規約にしたがってくださいね。

    ニオイ・煙に注意!

    ベランピングではニオイや煙にも注意しましょう。特にマンションの場合は、住居が密集しています。煙は不快に思う人が多いので、注意が必要です。

    密集した一軒家。

    家が密集している地域では煙やにおいに注意!

    一軒家の場合でも隣同士が近いと、においや煙が移動して、家の中に入り込んでしまう恐れもあります。また、天気のいい日は外へ洗濯物を干すことが多いもの。べランピングから出た食べ物のにおいがつく心配もあるでしょう。

    においの感じ方には個人差があります。自分では気にならなくても、相手には不快と感じることもあるものです。火を使う場合は匂いや煙が出ていないか、注意するようにしましょう。

    大きな音を出さない!

    ベランピングでは大きな音にも気をつけましょう。人数が多いと盛り上がりすぎて、つい大きな声で騒いでしまい、トラブルになることもあるようです。

    静かな住宅街では、ちょっとした話し声でも人によっては気になるもの。いつも以上に音には注意を払い、音が響きやすい21時以降はベランピング控えるなど、近隣への配慮を忘れないようにしましょう。

    マンションの管理規約を確認する

    マンションによっては、ベランピングを禁止しているところもあります。あなたの家がマンションの場合、管理規約を確認しましょう。

    マンションやアパートの場合、消防法により避難の妨げになるようなものは置いてはいけないと決められています。ベランダは避難経路として使われるためです。荷物で経路を防いでしまうと、有事の際に住民が避難できなくなるおそれもあります。

    ベランピングが可能な場合でも、使い終えたグッズは終わったらすぐに片付けるなどして、近隣の迷惑にならないようにしましょう。

    マナーを守ってベランピングを楽しもう!

    一人で乾杯しているところです。

    ルールとマナーを守って楽しみましょう!

    ベランピングの注意点について紹介しました。ベランピングは自分だけでなく、周りの人への配慮も欠かせません。

    事故やクレームや起きてしまっては、楽しい気分が台無しになってしまいますよね。ルールとマナーを守って、ベランピングを楽しみましょう!

    私が書きました!
    フリーライター
    おおしまはな
    愛知県在住。ファミリーデイキャンプが中心のフリーライター。昔はインドア派でしたが、外で食べるご飯のおいしさに目覚めました。最初は組み立て方もわからないギアが多かったのですが、経験を積むうちにできるように。これからキャンプを始めよう!と思う人が、参考になるような記事を書いていきます。

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