初キャンプの前に、このテントを要チェック!
今年、どんなテントが登場するのだろうか──。初めてのテント購入や、買い換えを検討中の人は大いに気になるところだ。
ファミリーキャンプ用テントの注目作
ファミリーテントで注目すべきなのは、ogawaとスノーピークの大型ドーム。
両モデルとも左右に振り分けてインナーをセットでき、家族はもちろんのこと、仲のいい仲間といっしょに大勢でキャンプを楽しめる仕様に仕上がっている。
ともに剛性に優れた個性的なフレームワークで美しく、見た目のインパクトは絶大だ。
ソロキャンプ派は選択肢が豊富
ソロ、少人数向けモデルは、フレームワークの工夫やタープ接続などによって居住性、快適性を追求したモデルが目白押し。
現行モデルをサイズダウン、あるいはUL(ウルトラライト=軽量)化したモデルも多く、この傾向は、昨今のソロキャンプブームに起因すると思われる。
スノーピークの新しい試みも要注目
また、スノーピークは、“パークキャンピング”という新しい位置づけのテントを開発。キャンプを体験してみたい──という、潜在的キャンパーを発掘する試みは、もしかしたら、今年のアウトドア界の台風の目になるかもしれない。
それでは、テントブランド各社渾身のニューモデルの中から、要チェックのテントを厳選して紹介しよう。
キャンプにおすすめの最新テント
美しい佇まいの大型ドーム
ogawa/クーポラ
¥165,000
インナーは通気性の良いTC素材で、天頂部に開閉可能な大きな換気窓を装備しフライのベンチレーターと連動して優れた換気機能を発揮。剛性の高い美しいフレームワークも見逃せない。
問い合わせ先:キャンパルジャパン 0800-800-7120
大型メッシュパネル付きで通気性が向上
コールマン/タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
¥89,800
好評のダークルームテクノロジーの2ルームテントが、ワイドメッシュを採用することでより通気性能がアップして新登場! 別売りのファンを使えば、さらに換気性能を高められる。
問い合わせ先:コールマンカスタマーサービス 0120-111-957 ※7月発売予定
眺望を楽しめる開放的な開口部に注目!
スノーピーク/ゼッカ
¥297,000
"自然と向き合う形"を具現化した新しいコンセプトのデザイン。天気が悪くても正面パネルを張り出して景色を眺められるように、サイドウォールが付いている。カッコイイ!
問い合わせ先:スノーピーク 0120-010-660
居住空間を広げるユニークなポール構造
ニーモ/オーロラ ハイライズ 4P
¥51,700
大きなクロスポールの前後にリッジポールを設けた新しいフレームワーク。これによってサイドパネルが大きく外側に押し広げられ、広い居住スペースを確保。室内高は191cmもある。
問い合わせ先:イワタニ・プリムス 03(3555)5605
クルマに横付けできるロッジ
ogawa/カーサイドロッジ
¥85,800
前面にオーナーロッジと同様の格子窓が付き、まさに"ogawaらしさ"全開のカーサイドテント。単独でシェルターとしても使える汎用性の高さを持つ。オプションのポールを利用すれば、サイドパネルも張り出せる。
問い合わせ先:キャンパルジャパン 0800-800-7120
人気モデルの小型版が新登場!
ogawa/アポロンS
¥121,000
5人用インナー付きのアポロンに対して、新作のSは2〜3人用。とはいえ、全高が182cmあり、全面にメッシュパネルが付いているので通気性、開放感ともにバッチリ。発売が待ち遠しい。
問い合わせ先:キャンパルジャパン 0800-800-7120
豪華な前室付きの山屋テント
ライペン/エアライズ 4DXフライ仕様
¥95,700
昨年登場した山岳テント「エアライズ」シリーズの4人用モデルに、通常の2倍以上の広さを持つデラックスフライ仕様が新登場。フライだけの別売りもある。
問い合わせ先:アライテント 04(2944)5855
ワンランクアップのピクニックを!
スノーピーク/トヤ 2
¥36,300
「公園で気軽にキャンプ体験してほしい」という思いから開発された、パークキャンピングテント。初めて設営する人でも簡単に扱えるように工夫されている。
問い合わせ先:スノーピーク 0120-010-660
好評の小型テントがタープとセットに!
コールマン/タフドームエアー/240+ヘキサセット
¥54,800
ツーリング用として人気の高いタフドームに、簡単に連結できるヘキサ型タープが付属。フライ、タープともにダークルームテクノロジーにより、日よけ効果も抜群だ。タープポールも付属。
問い合わせ先:コールマンカスタマーサービス 0120-111-957
※構成/坂本りえ 撮影/中村文隆(一部) 協力/影山盛太
(BE-PAL 2022年2月号より)