焚き火可能な拠点も選べる!好きな場所で暮らす「LivingAnywhere Commons」 | サスティナブル&ローカル 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.02.17

    焚き火可能な拠点も選べる!好きな場所で暮らす「LivingAnywhere Commons」

    LivingAnywhere Commons高尾。

    場所に縛られず、仕事も遊びも楽しむ。自分に合う、自由な生き方を叶えてみませんか。「LivingAnywhere Commons」は全国各地にある拠点で、好きな時に、好きな場所で働き、暮らせるコミュニティです。拠点の一つ、「LivingAnywhere Commons高尾」に行ってきたので詳細をレポートします。焚き火に癒され、ビールも最高においしかったです!

    好きな場所で暮らす。「LivingAnywhere Commons」とは

    LivingAnywhere Commonsは不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」でおなじみの株式会社LIFULL(ライフル)が運営する共同運営型コミュニティ。コミュニティメンバーに登録すると現在沖縄から東北に点在する拠点に宿泊することができます。利用プランは3つあり、1回の利用ごとに支払う「都度払い」は6,600円(税込)、5回以上の利用でお得な「回数券払い」は27,500円(5回分、税込)〜、月間6日以上利用するとお得な「定額払い」は27,500円/月(税込)。「定額払い」の場合、例えば月に2週間利用したとすれば、1日あたり2,000円以下で宿泊可能!一つの施設に長期滞在しても、さまざまな施設を巡るのもOKです。

    高尾に2021年7月オープンした新施設。

    全国各地に拠点がある中で、都心から近く自然の中で過ごせるのが東京都八王子市の「LivingAnywhere Commons高尾」。高尾山口駅から徒歩約1分の「タカオネ」が連携拠点です。タカオネは「山に登るだけじゃない」過ごし方を提案するおしゃれな複合型施設。2021年7月にオープンし、宿泊のほかカフェ&ダイニングの運営、アクティビティ・プログラムの開催、アウトドアグッズの販売・レンタルなどを行なっています。

    薪1束がアメニティ。焚き火ができる「LivingAnywhere Commons高尾」

    スタンダードルーム。

    LivingAnywhere Commons高尾で宿泊する場合、客室はスタンダードルーム(素泊まり)。シンプル&スタイリッシュなデザインで、コンクリートの壁と温かみのある木のインテリアが印象的です。

    テーブルの天板、椅子は壁掛け収納が可能。

    テーブルは組み立て式。天板・椅子は使用しない場合、壁にかけることができるのでスペースを広く使うこともできます。部屋の広さは約19平米〜。

    暮らしに必要な設備が整っている。

    電気ポット、冷蔵庫、ティッシュなど必要なものは備わっており、トイレ・シャワールーム・洗面所も客室内にあります。共用スペースには洗濯機・電子レンジがあり、長期滞在も安心!

    仕事がしやすい2F「Lounge」。

    ワークスペースは客室のほか、2F「Lounge」もおすすめ。大きな窓からは電車や高尾の自然が見え、気持ち良く仕事を進めることができます。筆者は仕事をしていると、きれいなグリーンが特徴の「高尾山トレイン」に遭遇!広々としたスペースで働くと思考力がアップし、いつもより集中できました。Wi-Fi、コンセントも利用可能です。

    晴れた日は夕日が美しい「Rooftop」。

    気分転換には「Rooftop」へ。タカオネは周辺で最も高い建物なので、遮るものなく景色を楽しめます。時間帯は山に沈む夕日が見られる夕方が一押し!夜には月や星も見え、リクライニング式のソファに寝転び夜空を眺めるのも幸せな時間です。

    コールマンの焚き火台で火に癒される。

    仕事終わりに、ぜひ楽しみたいアクティビティが「焚き火」!宿泊者は「薪1束」が無料アメニティとして付いていて、1FNAKA-NIWA」で焚き火ができるんです。焚き火をする時はスタッフに伝えてからローチェアもしくはハイチェアを選び、焚き火台へ。グローブ・トング・薪割り台・着火剤も用意されているので、事前準備無く焚き火を楽しめます。

    毎日飲みたくなるおいしさ。

    焚き火のおともには、ぜひおいしいビールを。「高尾ビール –タカオネオリジナル(税込900円)はレモンゼスト(レモンの皮)入りの爽やかな生ビールで、とってもフルーティー。苦みが少なく、おつまみ無しでも進む華やかな味です。高尾の澄み切った空気の中、焚き火のパチパチとした音に耳を傾け、オリジナルビールをグビッと飲む……最高です!

    焚き火に利用する薪。

    焚き火に利用する薪は間伐材の端材。林業を営む「森と踊る」から仕入れ、焚き火が終わった後の灰や炭は「森と踊る」が回収し、森を元気にするために使われるそう!つまりタカオネで焚き火をすると、知らないうちに森づくりに貢献できるのです。

    八王子産の野菜が食べられる「タカオネ夜定食」。

    夕食は1F「Kitchen」でいただきます。サラダ、タパス、ピザ、メイン料理など豊富なメニューの中で一押しは「タカオネ夜定食(税込1,200円)」。八王子の新鮮な野菜などを使った主菜・副菜・ごはん・味噌汁のセットです。メニューは日替わりで、この日はサクサク揚げたてがおいしい「油淋鶏〜たっぷり香味野菜のせ」と八王子・中西ファームさんの白菜を使用した「白菜のバター蒸し」。白菜がとても甘く、地産地消の味を堪能できました。

    朝日を見に行こう!手軽に高尾山へサンライズハイク

    無料レンタルシューズ。

    せっかく「LivingAnywhere Commons高尾」を利用するなら、高尾山周辺の観光も外せません。おすすめは高尾山の絶景スポットへサンライズハイク!都心に住んでいると始発で日の出の時間には間に合わないため、朝日が見られるのは泊まった人の特権です。宿泊者はスイスのシューズメーカー「on」のシューズを無料でレンタル可能。早朝出発すると山道は真っ暗ですが、ヘッドライトも無料で借りられます。

    リユースのアウトドアグッズが並ぶ「Store」。

    アウトドア好きな方は「Store」もお見逃しなく。ここには高尾山土産のほか、リユースのアウトドアグッズが並んでいます。全て1点もので、お手頃価格!宝探し感覚で楽しめますよ。

    「金比羅台をへて高尾山頂」の看板が道しるべ。

    サンライズハイクの目的地は、高尾山の登山コース「1号路」の途中にある標高381mの「金比羅台園地」。標高約191mのタカオネ周辺から、約30分で到着します。道は舗装されているためとても歩きやすいですが、ずっと登り坂なので運動不足の筆者は息が切れました……!

    高尾に「暮らす」からこそ見える景色。

    なんとか日の出前に間に合い、赤く染まりはじめた美しい空が筆者を出迎えてくれました。5分ほど待っていると、真っ赤に輝く朝日がお目見え!冬の凜とした空気を感じながら見るご来光は素晴らしいの一言。朝日を眺めているとガタン、ゴトンと電車の音が聞こえ、この地で1日をスタートできることを贅沢に感じました。

    コーヒーとよく合う「W エッグサンドイッチ」。

    下山後は部屋でシャワーを浴び、1F「Kitchen」で朝食。「W エッグサンドイッチ(税込600円、ドリンク付き)」は厚焼き玉子とエッグサラダの両方が挟まれたリッチな玉子サンドです。ふわふわのエッグサラダとしっかりとした厚焼き玉子の食感の違いが楽しく、ほんのり甘みのあるパンとベストマッチ。店内やテラスで食べるほか、テイクアウトしてRooftopや川辺で自然を感じながら味わうのも◎。

    ご紹介した「LivingAnywhere Commons高尾」をはじめ、全国各地の拠点で好きなように暮らせる「LivingAnywhere Commons」。利用方法はまず公式HPから利用プランを選択してコミュニティメンバーに登録。登録日から予約可能で、予約システムにアクセスし、拠点や日程を選びます。人気の「LivingAnywhere Commons高尾」は早めに予約が埋まってしまうため、翌月末までの予約開始日となる毎月初めに合わせて予約をするのがおすすめですよ(予約開始日は拠点によって異なります)。

    ・LivingAnywhere Commons
    https://livinganywherecommons.com/

    私が書きました!
    女子旅ライター
    小浜みゆ
    神奈川県在住の旅ライター。素敵な旅行先を求めて、全国どこへでも飛んでいきます。横浜、神戸、広島、福岡での在住経験があり、国内旅行は47都道府県ほぼ制覇。グランピングや料理が好き。

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