使い捨てカイロをはるかに超える温かさ
ZIPPO(ジッポー)といえば、言わずと知れたオイルライターの会社。
喫煙者に愛好家が多いメーカーですが、アウトドアで役立つアイテムも販売しています。
それがこのハンドウォーマー。以前は「ハンディウォーマー(HANDY WARMER)」として販売されていた製品です。
現在は「ハンドウォーマー(HAND WARMER)」の名で取り扱われています。
肝心の温かさはというと、使い捨てカイロよりはるかに上。
本体が発熱し始めると素手で触れないほど熱くなり、専用の袋に入れることで適温になる仕様です。
手軽に使えて、冬のキャンプで重宝すること間違いなし。
毎日寒さと闘っている人へのプレゼントとしても、おすすめしたい逸品です。
ZIPPOのオイルを燃料に12時間発熱
ZIPPOが販売するライター用のオイルを燃料とし、何度でも使えるのがハンドウォーマーの素晴らしさ。
オイルの缶以外はゴミが発生しない、エコロジーなアイテムといえます。
そして発熱する時間は約12時間。1回点火すればひと晩以上にわたり、温かい状態をキープしてくれます。
オイルとプラチナ触媒の化学反応により発熱する仕組みで、火が出るわけではありません。
使い方を間違わなければ、安全性については心配無用です。
ポケットにスッキリおさまる薄型ボディ
本体のサイズは縦10cm、横6.8cm、厚さ1.5cmほど。重さは約80gです。
上着のシルエットに悪影響を与えず携帯できる、絶妙なサイズにまとめられています。
金属製かつシンプル設計のボディは、頑丈である点も強み。キャンプをはじめとしたアクティビティーにおいて、頑丈さはとても重要な素質です。
使い方はとっても簡単!ただし注意点も
包装フィルムから取り出すだけの使い捨てカイロとちがい、使用する際にはちょっとした準備が必要です。
少し面倒な作業に見えるかもしれませんが、実際にやってみるとかなり簡単。むしろ、このちょっとした手間が楽しいんです!
1.キャップと触媒バーナーを外します。
2.注油カップにオイルを入れます。
3.本体上部の注油口からオイルを入れます。
4.触媒バーナーを装着し、本体を立てた状態で2分ほど待ちます。
5.触媒バーナーをライターで10秒ほど加熱します。
6.キャップを装着し、専用の袋に入れたら準備完了。
触媒バーナーが発熱し、徐々にハンドウォーマー全体が温まっていきます。
見た目がカッコいいだけに、そのまま使いたくなってしまいそうですが、かならず専用の袋に入れて携帯すること。
本体がかなり高温になるうえ、キャップが簡単に外れます。キャップの脱落を防いで安全に使うために、袋の使用は必須です。
また、オイルを入れすぎなければ、ひっくり返してもこぼれることはありません。決められたオイル量を守ることが大切です。
ZIPPOらしさあふれる魅力的なデザイン
実用性の高さもさることながら、ZIPPOのロゴが刻まれたスタイリッシュなデザインも魅力的です。
キャップの側面にあけられた穴は、発熱に必要な空気を取り込むためのもの。
ライターに備わった「チムニー」という風防の姿に似ており、ZIPPO製品らしさを強く感じさせます。
全体のフォルムはまるで、オイルライターをそのまま大型化したかのよう。ZIPPOのイメージにピッタリな仕上がりです。
使い捨てカイロよりはるかに温かく、ポケットティッシュ並みにコンパクト。
設計がシンプルなだけに故障のリスクが低く、何度でも使えるからエコロジー。
そしてZIPPOならではの大人っぽいデザインが、所有する喜びを感じさせてくれる。ハンドウォーマーはそんなアイテムです。
興味がある方はぜひ手に取ってみてください。きっと、手放せなくなります。
ZIPPO(ジッポー)ハンドウォーマー
サイズ:縦10×横6.8×厚さ1.5cm(実測)
重量:約80g(実測)
価格:4,180円