■続いてブラウンズビルへ
コテージグローブからユージーンへ戻り、そのまま北上してブラウンズビルへ。ここでロケが行われたのは、1985年の春とのこと。1か月ほどかけて町のシーンはほとんどこの地で撮影されたそうです。町の入り口にかかる緑の橋からツリーハウスの作られた木、パイ食い競争が行われた公園など、名場面をめぐる2.4㎞のウォーキングルートがあり、映画関連グッズなどを集めたインフォメーションセンターに、その地図が用意されていました。
『スタンド・バイ・ミー』といえば、若きリバー・フェニックスの注目度が高いのですが、私は当時、コリー・フェルドマンが大好きで、映画の中のテディを探して、街を見渡すだけで、なんだか懐かしい気分になるのでした。
ユージーンを起点に、『スタンド・バイ・ミー』の世界を堪能して、次に目指すのはデイトンの街。子連れで山と温泉をめぐる冒険旅はもうまもなく終わります。
渡部郁子(わたなべいくこ)
フリーアナウンサー/ライター
JFNラジオ「JOYFUL LIFE」(http://www.jfn.jp/RadioShows/joyful)パーソナリティほか、アウトドア、温泉、音楽をテーマに様々なメディアで情報を発信中。ライフワークのフジロック参加のため、子どもと楽しむアウトドアスタイルを模索中。www.watanabeikuko.jimdo.com/