長野県山岳総合センターでは身近な里山に関する魅力を伝えるべく、「信州の里山・総選挙!冬山編」を開催。その結果、標高1,305メートルの低山「霧訪山(きりとうやま)」が1位に選ばれた。
この結果をうけて霧訪山が辰野町とともに位置する塩尻市の観光協会では、冬の霧訪山登山のモデルプランを公開している。
登山道や標識の整備も自らの手で…地元民に愛される里山
霧訪山の魅力とはどんなものなのか?
投票したユーザーのコメントをみると「低山なのにアルプス一望パノラマビュー」「コースもバリエーション豊富で、里山と呼ぶには惜しい山!」「地元では幼稚園児も登り、中学校では地域活動でゴミ拾いをしたりベンチや案内板を設置したりと、地元に根付いています」といった声が寄せられていた。
霧訪山は低山でありながらも山頂からの眺望が素晴らしく、特に空気の澄んだ冬は360度の絶景を楽しめる。そして地元からも大切にされており、登山道や標識の整備などは、地元の有志が行なっているそうだ。
所要時間約2時間、冬の霧訪山「かっとりコース」
塩尻市観光協会が公開している冬の霧訪山登山モデルプランでは、所要時間約2時間の「かっとりコース」を提案。ちょっと勾配がきついが、距離も最短で地元の方にも人気の高いコースだという。
塩尻市観光協会による霧訪山登山のモデルプランは「塩尻市観光ガイド 時めぐり」のサイト内で詳しく公開している。
低山といえども雪深い場所なので、冬山登山の装備は必須。十分な装備と体力に応じて、余裕を持った計画で登山を楽しんでほしい。
「塩尻市観光ガイド 時めぐり」霧訪山登山のモデルプラン
https://tokimeguri.jp/modelplan/kiritoyama/