Instagramで1万超のいいねをもらうなど、SNSで多くの反響があったロッジ風テントがあります。それが DODの「おうちテント」。今月2回目の抽選販売があり、SNS上では「ドキドキする」「当たりますように」などという声が相次ぎました。多くのキャンパーを魅了しているテントについて、その魅力をご紹介します。
広報さんに聞く、DOD「おうちテント」のここに注目!
「おうちテント」とは、おうちみたいな形のワンタッチテントで、DODが抽選販売しています。2回目販売の抽選結果連絡が2/8にあり、SNSでは「落選した〜」「当たった」という声が多数書き込まれていました。当選といっても、購入の権利があるということだけで、商品の購入代金49,500円は別途、支払わなければなりません。
それでも当落で一喜一憂してしまう「おうちテント」の魅力はどこにあるのでしょうか。
広報の辻さんにお伺いしました。
「ヴィンテージテントに憧れを抱いている人は多いのですが、実際に購入となると、組み立て、持ち運び、お手入れの難しさ、そして価格が障壁となってしまい、なかなか手を出せないでいることが多いのが実情です。そんなジレンマを解消すべく構想から5年かけて出来上がったのが、この“おうちテント”。ヴィンテージテントへの憧れを気軽に実現できるのが、いちばんの魅力です」とのこと。
では、具体的に「おうちテント」ならではの特徴はどんなところにあるのでしょうか。続いて伺うと、注目してほしい点として挙げられたのは下記の3点でした。
1、ワンタッチ構造
2、サイズ感
3、生地
ロッジテントの魅力であるヴィンテージ感ある可愛らしさや居住性の高さはそのままで、ワンタッチ構造やサイズ感の調整、こだわりの生地により扱いやすいテントに仕上げたところがポイント。
それでは、上記3点の注目すべきポイントを1つずつ見ていきましょう。
1、初心者でも簡単に設営できるワンタッチ構造
鉄骨組み立て式が多いヴィンテージテントは、設営に時間がかかるところが難点。とくに初心者には扱いにくいテントでした。
そんな設営の難しさを改善するために「おうちテント」ではワンタッチ構造を採用。これにより、初心者でも慣れれば設営・撤収を短時間で行なうことができるようになっています。
デザイン性と使い勝手のバランスが上手く取れているところが、魅力の1つとなっています。
2、扱いやすいサイズ感
「おうちテント」は、 一般的なヴィンテージテントよりも小さめにできています。そしてコンプレッション機能があるため、簡単に、しかもコンパクトに収納可能。さらには収納しやすいよう付属しているキャリーバッグもやや大きめにできていて、初心者でも取り扱いやすいように工夫されています。
3、軽くて手入れしやすい。だけどヴィンテージ感を損なわない生地
一般的なヴィンテージテントに使われている生地は、コットンやポリコットンが多く、これらは重くて、手入れが大変です。この問題点を解決するために、生地選びにはとくに時間をかけ、こだわったそうです。
その結果、軽量で手入れも簡単なポリエステル生地でありながら、コットンのような柔らかい風合いをもつ特別な生地を採用。ポリエステル特有のテロテロっとした光沢感がないので、ヴィンテージのオシャレな雰囲気を損なっていません。
ここまでは広報の方のおすすめポイントをご紹介しましたが、そのほかにも見どころがたくさん。クローズ時はウサギが覗いているように見える仕掛けが施されている透明格子窓、開閉可能なカーテン、換気しやすい2つの窓、風や虫の侵入を軽減してくれるインナースカート、庇付きサイドウィンドウ、内側から開閉可能なベンチレータ、フルメッシュに切り替え可能なドア、日除けスペースを作ることができるキャノピードア、UPF50+のUVカット加工など…。開発者の愛がたくさん詰まったテントとなっています。
ソロでもペアでもファミリーでも
「おうちテント」は、ソロで使用すれば秘密基地のような小部屋が、カップルで使用しても、キャンプ用ベッド2つを置いてもまだ余裕ある快適空間が、家族4人では、わいわい楽しみ、就寝することもできます。
デザイン性と使い勝手のバランスが上手くとれている「おうちテント」。次回の販売は、5月ごろを予定しているそうです。
※価格はすべて税込価格。店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。また掲載商品については廃番、仕様変更等となっている場合があります。
取材協力:ビーズ株式会社 https://www.dod.camp/
文/栗山 佳子