トロムソには、いわゆる春と呼べるような時期がなく、雪が溶けたら、それが夏の訪れなのだそうです。5月下旬から7月下旬までは、一日中太陽が沈まない「白夜」の季節。
逆に11月下旬から1月下旬までの間は、太陽が一日中姿を現さない「極夜」の季節となります。極夜の間は、10時から13時頃まで、外が青い光で少し明るくなる程度。こうした極端な変化のせいで身体に変調をきたす人もいるそうで、病院では太陽光を模したライトを当てて治療しているとか。
「北のパリ」とも呼ばれるトロムソは、こぢんまりとした街の中に、瀟洒な佇まいのお店やカフェ、レストラン、バーなどがたくさん並んでいます。トロムソを訪れる旅行者は、街での滞在を楽しみつつ、夏はカヤックやゴルフ、ホエールウォッチング、冬はオーロラウォッチング、犬ぞりやトナカイぞり、ノルディックスキーにスノーシューなど、さまざまなアウトドアアクティビティーを満喫しています。