おうちでもお店の味が楽しめる缶詰2品が登場
常温で日持ちがして、持ち運びもしやすい缶詰は、おうちでもアウトドアでも便利な食材ですよね。近頃ではあけるだけでおいしく食べられる缶詰が豊富だから、記者は「もう一品ほしい」「パッとおいしく食べたい」「ちょっとお酒のおつまみがほしい」などという日にも、缶詰をパカッ。防災のローリングストックという意味でも、気に入ったものをストックしています。
そんなお気に入りに仲間入りしたのが、2月24日(木)からモスバーガーで販売されているこちら。
「K&K 缶つま」などで知られる国分グループ本社が、モスバーガーとつくった「グリーンバーガーソイパティ」です。キャンプなどのアウトドアシーンに“プラスワン”することで、キャンプごはんがより充実する「K&K ”CAN”P の達人」シリーズの一つとして、モスバーガーの味を楽しんでほしいと共同開発したもの。
ただ、パティといっても、こちらは野菜と穀物が主原料の“プラントベース”。そう、植物由来の代替肉なんです。
見た目も香りも、お肉じゃないと聞かなければわかりません。
プラントベースの缶詰でつくる10分でできる2品
記者には3才半の娘がいるのですが、食事の準備は基本的に時間との勝負。なおかつ、栄養も気にしたい。特に野菜はなかなか食べてくれず、いつも悩みのタネです。しかし、今回ご紹介する2品は全てクリア! 休日のランチや時間のない朝、またキャンプごはんでも活躍すること間違いなしで、わが家のストックに加わりました。その理由は次の6つ。
「グリーンバーガーソイパティ」のお気に入りポイント
1 あけるだけで食べられる。温める場合もあまり時間がかからない
2 ソースまでおいしく、調味しなくても味が決まる
3 パティにボリュームがあり、主食を足すだけで一食が出来上がる
4 植物由来の代替肉とは思えない味わいで、野菜嫌いな子どもも夢中
5 大人も子どもも一緒に楽しめる味付け
6 ホットサンドはもちろん、いろいろアレンジが効く
「トマトのソース」味でつくる「ハンバーグパスタ」
まず、つくったのは休日のランチ。公園でたっぷり遊んできた子どもが「おなか、すいた〜〜」と愚図るのが定番。できるだけ短時間で、ボリュームもあるメニューを出したいところです。
<用意するもの>
・K&K ”CAN”P の達人 グリーンバーガーソイパティ トマトのソース 1缶
・ショートパスタ(短時間で茹でられるもの) 80g
・プチトマト 適量(なくてもよい。使うなら普通のトマトより味わいの濃いプチトマトがおすすめ)
<つくり方>
ショートパスタを指定時間に茹で、スキレットなどで温めた缶詰と絡める。
スキレットにオリーブオイル(分量外)をしいて熱し、缶詰のソースごとパティを入れます。5分もしないうちに熱々。そこへ茹でたショートパスタを加えて、ソースと絡めたら出来上がり。わが家は今回「野菜をもっと食べてほしい」と刻んだプチトマトを和えましたが、なくてもソースに具材感があるので問題なし。
子どもは「ハンバーグ!」と喜んで完食。大人も「代替肉」と言われなければ、ちょっと歯応えのあるハンバーグという印象です。
また、缶詰に入っているソースの量も程よく、1人前(今回は80g使用)のパスタに十分な量でした。パスタの代わりにごはんを添えてもおいしそうです。ちなみに、今回はせっかくのプラントベースということで加えませんでしたが、卵をスクランブルエッグのようにしてのせても相性がよさそう。大人も子どもも食べやすいトマト味です。
「テリヤキソース」味でつくる「ロールパンでハンバーガー」
もう一品は、寝坊した日の朝ごはんです。出来る限り早くテーブルに出し、なおかつスムーズに食べてくれるメニューを求めて!
<用意するもの>
・K&K ”CAN”P の達人 グリーンバーガーソイパティ テリヤキソース 1缶
・ロールパン 2個
・ピーマン 1個(なくてもよい。ロールパン1個あたり1/2個を使用)
<つくり方>
ピーマンは細切りにして炒める(今回は分量外のマヨネーズを使用)。ロールパンは横で半分にカットし、お好みでトーストする。スキレットなどで温めた缶詰のパティと炒めたピーマンをロールパンで挟んだら出来上がり。
いわゆる甘じょっぱい「テリヤキソース」味で、いろいろな具材とホットサンドにしたくなる味わいです。でも、今回は時短&子どものテンションを重視。ロールパンを横にカットして、温めたパティをバウンドさせ“なんちゃってハンバーガー”にしました。
これが結果、大正解。パティはロールパンにジャストサイズ。子どもは「ハンバーガーだ!」と喜び、大人も軽めの朝食として満足なボリューム。大人用にはソテーしたピーマンを挟みましたが、なくても十分な食べ応えでした。ただ、もし他の具材を挟むなら、レンコンのキンピラや大葉、刻み海苔なども合いそうです。
また、今回はパンにのせるため使いませんでしたが、缶詰に入ったさらっとしたソースは、温かいごはんと相性がよいこと間違いなし。パティとごはんだけでテリヤキ丼にすれば、短時間で済ませたいランチにも活躍しそう。また、好みの根菜(蓮根、じゃがいも、ニンジンなど)と一緒に温めれば、満足感のあるおつまみになりそうです。
お腹を満たした家族が出かけ、フーッとひと息つきながらまじまじ眺めたパッケージは、地球環境に配慮したものでした。そもそも“プラントベース”は、体質や宗教上といった理由をはじめ、地球環境を考えた暮らしをしたい人にもぴったりの食生活。こういう積み重ねが大事ですよね。
缶詰でキャンプごはんをもっと気楽に楽しむ
「K&K ”CAN”P の達人」シリーズは全部で5品あります。わが家の常連に加わった2品に加え、ずばり“ホットサンドの具”として重宝する3品。
食パンにギュッと挟んで焼くだけでおいしいのはもちろん「ミートソース味」や「ビーフシチュー味」はパスタソースにしてもおいしかったです。具材感のあるソースは、ショートパスタにもロングパスタにもよく絡んでくれました。「チキンマヨネーズ味」は、切り込みを入れたドッグパンに挟めば、忙しい日のワンハンドフードに。
日に日に暖かくなって、キャンプがますます気持ちいい季節。今回、ご紹介した5品を持って、キャンプごはんは気楽においしく楽しみつつ、フィールドならではのゆったりとした時間を満喫したいと思います。
■「K&K“CAN”P の達人」Web サイト
https://www.kokubu.co.jp/brand/canpnotatsujin