ところが、信じがたい話ですが近隣のホムセンで、メーカー価格の4割引でワゴンの中に放置されていたのを見付けた時は、即買いしました!超ラッキーと思います。
今回は、このDOを使って料理した結果を、他のDOで作った時の経験値と比較しながらレビューします。
最上段:長男
購入 1995年
メーカー LODGE CAMP OVEN
サイズ 10inch
重量 5.25kg
材質 CAST IRON(鋳鉄5.0mm厚)
長所
アウトドアの使用に特化されている
ダッチオーブンと言えばLODGE
短所
深さがなく、丸鶏や鯛一匹の料理かできない。
ご飯ものでは少し匂いがつく。
スープ系は放置するとすぐ錆びる
使用後のメンテが大変(洗剤洗い不可、シーズニング)
中段:三男
購入 2019年
メーカー SOTO(新富士バーナー)
サイズ 10inch
重量 5.2kg
材質 STAINLESS(4.0mm厚)
長所
メンテ性に優れる(洗剤洗い可、シーズニング不要)
食材の取り置き可能
白米も匂いがつかず、炊き上げ可能
抜群の強度
短所
値段が高い!!
最下段:次男
購入 2010年
メーカー UNIFLAME
サイズ 12inch
重量 8.8kg
材質 黒皮鉄板(4.5mm厚)
長所
丸鶏、大型の魚料理可能
短所
重く取り扱いにくい。
やはり、錆びる
使用する炭の量が多い
私がこのDOを購入した最大のポイントは冬場の煮込み料理に普段使いできるのではと考えた事です。
ストーブの上でコトコトとシチューやスープを作りたくて。鋳鉄製のDOでは、錆びてしまいますので水分の多い長時間の料理は不向きです。
写真は牛タンシチューです。それぞれの食材を一旦はローストし、そのあとスープでにる。このDOの特徴を活かした料理です。牛タンも丸ごと野菜もしっかり火が通っていて最高でした!
全ての旨味が凝縮されて大変おいしかったです。
難点としては、ステンレスは熱電導率が低く、鍋が完全に温まるまでかなり時間がかかります。このため、一旦冷えきった料理を少人数分だけ温めたい時は、レンチンが経済的と思いました。
ご飯系レシピの中でも家族からリピートの多いのが【たこめし】です。
新鮮な地元のタコと、米、塩と醤油で味付けするのみ。旨いんですよこれが。
以前は、LODGEやUNIFLAMEを使ってましたが、どうしても鉄と前に料理した臭いがつきます。旨いんですけどね。
しかし、ステンレスのDOだと無味無臭に近く、素材の風味を最大限に頂く事ができそうです。これであれば白米もいけるのでは!?と期待が広がるばかりです。
初めてこのDOで作った時に感じたこと、
作業性の良さでしょうか。
・熱の伝わり方は、スキレットと同じく均一です。
・塊肉を立てて、全面を焼く事ができます。
・鍋が深い分油飛びが少ない。
・容積が大きいので保温作業も続けてできる
【これまで炊飯器の保温機能を使ってました。】
料理には計画準備もさることながら、後片付けも重要なファクターです。作業性面からいくと、ローストビーフはこのDOで決まりかと思っています。
IHで料理した為上火が使えませんが、食材全体への火の通りは全く問題ないようです。味も遜色ありませんでした。
強いて言えば、LODGEのDOで作ったあのローストチキンの鶏皮の焦げ目とパリパリ感は忘れられません。やはり、DOはアウトドアで上火も使いながらやるのがオーブンとしての性能を引き出すのでしょう。
突然の購入だったので、食材は準備しておらず。
家の冷蔵庫にあったトウモロコシをシーズニングがてらにやってみました。
ボイルよりは高温のスチームで加熱出来るため、食材の旨さを実感できるかと思いましたが、これに関しては、ボイルの方がジューシーで旨かったです。
加熱時間や下処理を工夫すると、もっと美味しくできるかもしれません。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
きよぴーさん
忌野清志郎の熱烈ファン。剣道愛好家のジャスフィフ親父です!
登山、渓流釣り、ロードバイク(トライアスリートでした!)に没頭したのはかれこれ20年前。以来、おうちより外が好きになりました。
最近は、購入したり、自作したアウトドアグッズを、庭で使う事で欲求を満たしてます!