前回、(2)では、銅板をスプーン型に切って、ラジオペンチで曲げました。こんな感じでスプーンらしくなってきました。(3)では、いよいよ形を整えて、針まで付けて一応の仕上げになります。
大まかにスプーンの形はしていますがまだまだイビツです。金属ハサミの切り口がぎざぎしていむす。ギザギザを少しずつ削りながら、左右や前後の微調整をしていきます。
板の側面をゴリゴリと。すりすりと。
途中曲がり加減がイマイチと思えば、(2)の曲げに戻って微調整します。
ここを綺麗にするのはちょっと大変です。ホビールーターとかがあると簡単です。100均でも500円くらいで売ってますし、ホームセンターでは3000円くらいでセットがありますのでスプーン作りにハマった人は買っても良いと思います。
(自分には禁断の方法があるのですけど、危ないので紹介できません。)
まぁ、ペンチの噛み跡は塗装で誤魔化せます。あとは気にしない事も大事です。鱒がよくみてるのならキラキラと見えたりするかもしれないです。わかんないけど。
耐水ペーパーなどで磨いても良いと思います。塗装する場合はヘアライン仕上げでも良いかと思います。
ピカールで鏡面目仕上げでもいいですね。ちなみに歯磨き粉でも結構磨けます。
スプーンは、叩いて作るっていう作り方があるようですが、こんな風に削って作ってます。
ナイフで言うところのラブレス的なつもりです。
多めに作る時は、穴と穴の間隔を一定にしたり、大きさの基準を決めると同じような重さと曲がりのができます。
あと一回、(4)簡単塗装といろんなスプーンで終了とします。
〈つづく〉
自分で作ったスプーンで釣れると、嬉しいです。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
よそゆきさん
アウトドア好き。ひとりの時間が好きです。