謎の缶詰「いちご煮」……よそ様から頂き物だったのですが、見たことも聞いたこともないシロモノ。パッケージからすると「苺を煮たもの」ではないらしく、さらに良く見ると「筑前煮」のような「煮物」でもない。
ネットで調べてみると、青森は八戸地方の郷土料理。『朝靄の中に霞む野いちご』のような見た目から付けられたネーミング。中身はアワビとウニのお吸い物だということ。缶を開けて少し舐めてみると、予想外に上品なお味。極上のお出汁(だし)が効いてます。これでご飯を炊けば「至高のメニュー」ができるに違いない!! (by海原雄山)
材料は「いちご煮」の缶詰のほかに、「無洗米2合」と「まいたけ」だけ。後からのトッピングとして「胡椒」「青のり」「バター」も用意しました。
せっかくのアウトドアですから、それとは別に頂き物の毛ガニとズワイガニもスポーツマングリルで炭火焼きに(頂いてばっかり)。
アウトドアのご飯はTSBBQのステンレスダッチで炊くようにしています。アルミ鍋やメスティンよりも、厚みによる熱伝導と蓋の重さによる圧力が良い(気がして)。炊き上がって蒸ら終えたら、バターを落として、胡椒と青のりを適宜。
カニの身をほぐして載せたり、カニ味噌を絡めたりしながら口に運ぶと「ほっわぁ~」としか形容しがたいお味。
何というか……やさしくて、まろやかな、癒し系の炊き込みご飯が出来上がりました。アワビ、ウニ、カニと……海鮮の中でも、かなり濃ゆいメンバーが揃い踏みな割にはアッサリしているんです。家族にも大好評でした。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
MORIXさん
Mystic社の軽キャンMiniPopBeeで、
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