なお秋冬 & 朝食にしかお目にかかれない限定メニューです。
秋冬限定メニューの理由はストーブにあります。2019年に我が家にやってきた石油ストーブのフジカハイペット。
フジカハイペットは調理用のコンロやバーナーのように火力の調節ができないので、調理するには正直時間がかかります。
一方でコンロやバーナーでは難しいトロ火で火力を一定に保つこと、直火ではなく遠赤外線の熱でじんわり温められることには長けています。
おかげで具材も固くならず、野外でハフハフしながら美味しく食べるベストな温度を絶妙にキープしてくれます。
しかも同時に幕内でぬくぬく暖を取れるなんてまさに一石二鳥です。
ということで、前日の夕食はもちろんすき焼きです。
作り方はとってもかんたん。あらかじめ自宅で切っておいた春菊、白菜、長ネギ、しいたけなどの野菜と、焼き豆腐やシラタキを鍋に入れて、市販の割下と一緒にストーブにかけるだけ。
なおストーブの天板に市販の五徳を乗せると焦げ付き汚れが防げるだけでなく、保温火力の調節もしやすくおすすめです。
子どもと遊んだり焚き火の準備をしている間にじっくりコトコト、頃合いを見て牛肉を入れたらすき焼きの完成です。
ちょっと奮発したお肉なら硬くなりすぎないようさっと火を通して、直ぐに食べられるよう各自生卵のスタンバイもお忘れなく。
でもこれを超えてくるのが翌朝のうどんすき。見た目は地味ですが、野菜はもちろん牛肉の旨味が染み出るだけでなく、一晩冷ますことで味の深みがグッと増しています。
朝からバタバタと朝食の準備をしたり、新たな食材を用意したりする必要はありません。うどんと前日に余った卵を入れるだけ。朝から洗い物が少ないのもうれしい。
ふつふつと温まって白身の色が少し変わってきたら黄身を割ってうどんとしっかりからめたら、うどんすきの完成です。
肌寒い朝に体の中からジーンと温まります。そして、なぜか子どもはすき焼きよりもよく食べる。
ストーブを囲んで暖をとりながら食べる、超かんたんで2度美味しいすき焼き & うどんすき、本当におすすめです。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
んまるさん
2015年にキャンプデビュー。気づいたらテント、タープなどほとんどを買い換えており、どっぷり沼にハマってます。
最近はブッシュクラフトで自然を楽しむキャンプと、釣りも始めて子どもと一緒になって遊んでいます。