私がキャンプ料理で拘りたいことは
(1)地の食材を使うこと
(2)旬の食材を使うこと
(3)自家製の食材、ハーブ類を使うこと
(4)目でおいしい。食べておいしいものを作ること
でしょうか。
今回は、自分に【ある課題】を与えて、今月のBE-PALお題に挑みました。
それは、食材は今年から始めた趣味のルアーフィッシングで調達する事です。
狙いはズバリ、スズキ(シーバス)です。
これと、地元の食材を使ってアクアパッツァを企画しました。
ネット情報では、スズキの旬は夏とあるのですが、これがなかなか釣れません。
私の腕が悪いのか7月初旬に釣れて以降、幾度も海、川へ足を運んだのですが連日のボウズでした。
半ば今回の企画は諦めかけていた8月下旬、やっと仕留める事ができました。
33cmと、スズキと呼ぶには小さめのセイゴですが、アクアパッツァにはちょうど良いサイズでした。
他の食材も地元のもので揃えてみます。
ミニトマト・・・地元ではハウス栽培が盛んで全国的に有名です。しかも、トマトの旬は夏ですよね。
アサリ・・・ 地元有明海のアサリを準備しました。良い出汁がでるはずです。
これで(1)(2)の役者は揃いました。
(3)の自家製食材、ハーブですが、これも重要です。何か一つだけでも、
自分が作ったもの、育てたものを料理に使うのが、ささやかな幸せなんです。
これは絶対に外せません!
なので、ローリエをスパイスとして、バジルの葉は色添えに使用し、更に、さわやかさを演出する為に、菜園のレモンを準備しました。
最後は、(4)です。色使いが綺麗な料理が、目でおいしく、食べておいしいと思います。
原色系特に赤、黄色、緑の食材を取り入れる事で華やかで美味しそうな料理が出来上がります。
そこで、赤はトマト、黄色にパプリカと自家製唐辛子、緑はピーマンとバジルとレモンを準備しました。
スズキとアサリの出汁がでて、色合いも鮮やかなアクアパッツァができること確実です!
では、早速アクアパッツァを作りましょう。作り方はとても簡単です。
1 フライパン(今回はパエリアパン)を十分に加熱します。
2 オリーブオイルをたっぷり入れます。ニンニクを焼いて、オイルに香り付けします。
3 フライパンが十分熱くなったらスズキを投入!片面に焦げ目がついたら反転します。
4 アサリを入れます。殻が開いたら、白ワインをドバドバ投入。この時ワインがフライパンで弾け飛ぶ音を楽しみましょう!
5 他の食材(トマト、パプリカ、キノコ類、ハーブ類)をフライパンに投入。塩こしょうで味付けし、そして蓋を。
6 10分くらい煮ましたら追いオリーブオイルをして完成です!
どうですか、簡単でおいしそうでしょう。パパパパっとできます!
住んだ事のない土地で、キャンプをするのであれば、せっかくですので、現地の食材と旬に拘って料理するのも、良い思い出になります。ぜひ。
追伸 コロナ禍でのキャンプは、安全、安心に。また、5sも宜しくお願いします!
一番美味しいサイズと言われてます。フライパンにギリギリ入ります。
鱗取りも程よい面積で、カーブしたブレードが腹だしやすくしてくれます。
ハンドルのパターンは鱗模様なんですね。
遊びごころもいいです。
ウロコ→エラ→はらわたを取ってキレイに洗います。
これで下処理完了です。
翌日グチ(イシモチ)も釣れたので一緒に使いました。ラッキー。
パエリアパンがφ28センチでしたので結局魚は切り身にしました。加熱する直前に塩をふってます。
アサリは旬ではありませんが、冷凍物がありました。
左から時計周りに、パプリカ黄色、ピーマン、バジル、パプリカ赤、レモン、ローリエ、トウガラシ赤黄、シメジです。
黄色が少ないですが、あれば鮮やかになります。
食べた後の感想ですが、
ピーマンはアクアパッツアには合わない様に思えました。パプリカに比べるとかなり癖が強い味です。バジルも菜園のイタリアンパセリが枯れたので、その代用としましたが、妻には不評でした。私はそうは思わなかったが…。ご参考に。
半身に焼け色がついたら魚は反転しておきます。
ここで、ドバドバと白ワインを投入。鍋底が隠れる程度にしてます。この時の音がいいですよね。
彩の事をあれこれ言いながら、結局は
ウリャーっと、全投入しました。
レモン汁かけて食べるのも地中海料理っぽくなります。魚は有明海産ですが。
ついに私の口にはセイゴは入りませんでした。子供達は旨い魚を知ってます。真っ先にセイゴが無くなります。でも、グチ(イシモチ)も美味しいですよ!
アヒージョもそうですが、アクアパッツァの残り物のスープは絶品です!バケットやパスタに着けて食べても良いですよ。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
きよぴーさん
忌野清志郎の熱烈ファン。剣道愛好家のジャスフィフ親父です!
登山、渓流釣り、ロードバイク(トライアスリートでした!)に没頭したのはかれこれ20年前。以来、おうちより外が好きになりました。
最近は、購入したり、自作したアウトドアグッズを、庭で使う事で欲求を満たしてます!