敵に高い塔の最上階に閉じ込められた。味方は塔の下にいるが梯子が届く高さではない。窓もあり出入りはできるが手を滑らせたらいっかんの終わりである。しかし、閉じ込められた人物は見事脱出に成功するのであるがどんな方法を使ったのか。
答えは、「着ていたセーターをほどいて一本の毛糸にする」である。それを下に垂らす。味方が少し太い糸を毛糸に結び付ける。それを引き上げる。今度は、更に太い糸を結び付けてもらい引き上げる。それを繰り返して最後は、太いロープを引き上げるのである。
焚火は、これと似ている。最初は、「マッチ棒」でも、最後は「丸太」さえも燃やしてしまう。慌てず少しずつ大きくしていくことが大切である。
【ノウハウ】
1 「マッチ棒」の太さの枝を集める。
2 「割りばし」の太さの枝を集める。
3 「指」の太さの枝を集める。
4 「腕」の太さの枝を集める。
5 「マッチ棒」の太さの枝を重ねて火をつける。(杉の葉があれば楽である。)
6 火が着いたら「割りばし」→「指」→「腕」とだんだん太くしていく。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
一弛庵さん