「光害」という言葉がある。読んで字のごとし「光の害」である。星空を観察するには、光が邪魔になる。街灯一本あるだけで、暗い星が認識しづらくなる。七夕に「一斉に街の明かりを消しましょう」というイベントが開かれることもある。
道の街灯は下向きになっていて竹富島の星空を守る役目を果たしている。
ここで、2019年1月号付録の「チャムス×BE-PALコラボLEDクリップライト」の活躍場面である。道を照らす白色の光だけではない。赤色の光がいいのである。
星座観測には、星座早見盤を使う。日付と時刻を合わせるとその時に見える星座が分かる。星座早見盤を使うときには、懐中電灯に赤いセロファンをかぶせる。普通の懐中電灯の光では、眩しすぎて夜空の暗さに目が慣れるまで時間がかかるからだ。赤いセロファンの光は、目に優しいのである。
「LEDクリップライト」は、赤色と白色と切り替えられる優れものである。本来であれば、この「LEDクリップライト」が大活躍するはずであった。
午前中は晴れていた竹富島。午後になると空が雲におおわれてきた。就寝前、空を見上げる。星は見えない。夜中に起きて空を見上げたが雲に覆われていた。今回、満点の星空を眺めることができなかった。欲張らずに次回の楽しみへと取っておくことも必要だと思った。
星空は見ることができなかったが、せっかく沖縄の島に来たので、肌寒い中、記念にひと泳ぎさせていただいた。
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
一弛庵さん