「カーンザ」という、小麦に代わる新たな穀物を使って。まずはビールから。
直訳すると「長い根」。
おかしなネーミングですね。
でも、なぜ「長い根」なのか。
それは1996年にすべてのコットン製品をオーガニックコットンに変更したことがきっかけで、農業について様々なことを学ぶことから始まります。
ビール以外にも食品を扱っていて、その材料である農産物を作るところから、体に良いもの、地球に優しい物と環境のことを考え、小麦に代わる新たな穀物「カーンザ」に出会います。
カーンザは、見た目は小麦に似ている穀物です。
1年で終わってしまう小麦と違い多年草であるため、毎年耕す必要がないことや農薬を使用せずに育てることができます。
また、小麦に比べて3mを越す長い根が地中から水を吸収することにより、少ない水やりで成長することで土壌の浸食を防いだり、小麦よりも多くの二酸化炭素を土壌に閉じ込めてくれる等、土壌改善に一役買っており、同社の理念がこのカーンザに反映されています。
でも、様々な食品がある中で、なぜビールなのか。
それは、「開発の人達がビール好きだったから〜(チコちゃん風)」。
PALE ALEP(ペールエール)とWIT(ウィット)。
ペールエールはLong Root第1弾として、2017年に販売開始。商品説明の言葉を借りると、グレープフルーツのようなホップの風味とバランスのいいモルト感のあるペールエール。
ウイットは第2弾として、2019年に販売開始。こちらも商品説明の言葉を借りると、伝統的なベルギー白ビールをアメリカンスタイルにアレンジ。さわやかながらも飲みごたえのある、新しいクラフトビール。
どちらも麦芽使用率が50%未満であるため、日本の酒税法では発泡酒に分類。
このイラストは,イラストレーターでもある「イソガイ ヒトヒサ」さんが手がけていますよ。
捨てるのは勿体無いので、飾っておこうと思います。
この「patagonia」という単語、世界中のどの国の単語でもきちんと発音できることもあって、ブランド名を「patagonia」としたそうですよ。
ロゴのバックの山々は「地図には載っていないような遠隔地」「氷河に覆われた山岳、ガウチョ・コンドルが飛び交う幻想的な風景」などをイメージしているそうです。
そして、ロゴのバックにそびえ立つ山々のシルエットですが、単なる山脈を描いているものと思っていましたが、実在する山群のシルエットでした。
今回調べて初めて知りました^^;。
山の輪郭を白く描いているのは雪をイメージしています。そして青い海に夕焼けに染まる空をバックに表しています。
山々の名前は、左から
(1)アグハ・サンテグジュペリ(2,558m)
(2)アグハ・ラファエルファレス(2,482m)
(3)アグハ・ポインセノット(3,002m)
(4)セロフィッツロイ(3,405m)
(5)アグハ・ビルビオイス(2,653m)
(6)アグハ・メルモス(2,732m)
(7)アグハ・ギジャメ(2,579m)
そして、この7つの山を全部続けて登覇することを「フィッツロイトラバース」と言うそうです。
「THE NORTH FACE」
3つのラインは、世界三大北壁である、スイスのアイガー北壁、マッターホルン北壁、フランスのグランジョラス北壁を表していて、カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園のシンボルであるハーフドームをモチーフにデザインされています。
THE NORTH FACE(北壁)、登頂困難なルートだったとしても果敢に挑戦していくという、同社のチャレンジ精神も込められています。
「CHUMS」
ペンギンではなくブービーバード(アカアシカツオドリ)です。
南米の漁師たちは、「bobo(ボーボー鳥)」と呼んでいて、スペイン語で「まぬけでカワイイ」を意味します。「多くの人に愛されるブランドでありたい」という想いから、ブービーバードにしたそうです。
CHUMSの表参道店には、世界に3体しかいない60cmのマスコット人形が居るそうですよ!
OPINELの、王冠と3本の指を立てた右手(クラウンド・ハンド)やSnow Peakのアスタリスクマークなど、皆さんも自分の持っているブランドロゴの由来や意味を調べてみると、歴史等も分かりもっと愛着が湧きますよ!
※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。
けいすけさん
福岡県で薪ストーブのある家に住んでいます。
ソロキャンデビューの弟を見守り中。
もうすぐ独り立ちできそうです!
ホーボージュンさんのような旅に憧れてます。
今年の目標
昨年は決行出来なかった、「九州縦断(北九州→鹿児島) & 鹿児島にてキャンプする!」を実現できるといいなぁ