くり抜いた穴をサンドペーパーで磨き、滑らかに整える。枝などに巻き付けて使うと磨きやすい。
持ち手を取り付ける部材の上部をナイフで削る。割れたりしない程度の幅を残せば、あとは好みで。
持ち手を穴に通し、持ち手部材を箱に取り付ける。接着剤で固定し、乾いたらガイド穴をあけて釘で打ち付ける。
仕上げ
全体にサンドペーパーをかけて磨く(粗い番手から順番に)。とくに鋭角で引っ掛けやすい角は丁寧に。
持ち手の穴を固める。木の削り粉に接着剤を混ぜたパテを作り、穴のすき間に塗り込んで埋め、よく乾かす。
防腐&防水効果のあるオイルステインを塗って乾かしたら、仕上げに油性ニス(2倍に希釈)を2回塗る。
教えてくれた人
長野修平さん
自然木や流木などを使った物作りを得意とする、ネイチャークラフト作家。木地をいかした作品作りが信条。家と工房の行き来に岡持ちが欠かせない。