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    2022.03.03

    『FUKAYA』のプライベートショーで見つけた、この春注目のサイクリングアイテム7選

    ツーリング用の祖優美を満載した自転車

    2020年に創業110周年を迎えたFUKAYA。オリジナルブランド『DAVOS』から、キャンプツーリングで便利なオリジナルアイテムを続々リリースしている。

    フレームからパーツまで、キャンプツーリングに行きたくなる新製品がズラリ

    名古屋市に本拠地をかまえるスポーツ自転車の総合商社『FUKAYA』が、2022年1月に開催した『FUKAYAサイクルフェア2022』に潜入した。このイベントは一般のサイクリストは入場できない。販売店などプロ向けの新製品お披露目会なのだ。

    会場には、FUKAYAのオリジナルブランドのほか、同社が取り扱うパーツやアクセサリーメーカーもブースを出展。小さなサイクルショーのような雰囲気だった。そんな会場を歩いて気になった7つの製品を紹介する。

    1.DAVOS/M-605All-TERRAIN

    DAVOSオリジナルのATBフレーム

    「ALL-TERRAIN=全地形対応」というネーミングが付けられたオールラウンドに遊べるフレーム。

    『DAVOS』は、FUKAYAのオリジナルブランド。1990年に誕生し、ランドナーやEバイクなど、時代に合った製品を展開している。近年は、バイクパッキング関連のフレームやパーツなどの製品が続々登場し、話題となっている。

    会場を入ってすぐの目立つ場所に展示されていたのが、スチール製の新しいフレームだ。オフロードツーリング仕様から、アーバンコミューターまで、自在に組み上げられる特性を持つ多彩なフレームだ。

    フレーム、フォークともにクロモリ製。リアエンド(後輪の軸を受ける部分)はスライド式で、サイズの異なる27.5と29インチのホイールに対応する。このスライド機能により、変速機を搭載しないシングルスピード仕様にするときにも、余計なパーツを取り付けることなくスタイリッシュに組み立てられる。

    フレームとフォークには、ラックやフェンダーなど、たくさんのオプションを装着できるネジ穴も多数ある。バイクパッキング仕様はもちろん、しっかりとしたラックとパニアを取り付けてのロングツーリング用にも組み立てられる。

    フレームは、427~447mmの間で調整できるチェーンステイ長(クランク軸と後輪軸の長さ)に設計されている。この数値から、トレイルを攻めるキレキレのMTBフレームではなく、ゆったりと旅や街乗りを楽しむような用途に向いていそう。

    価格115,500円。2022年6月末ごろ発売予定。
    https://fukaya-nagoya.co.jp/

    2.DAVOS/JB CAGE

    ジェットボイルにピッタリサイズの自転車用ケージ

    「ジェットボイル」がピタリと収まる便利なケージ。フレームやフォークに取り付けてコーヒーライドやキャンプツーリングに出かけたい。

    フレームなどに取り付けるケージの新提案。ジェットボイルなどのクッカー&バーナー一体型の調理器具を搭載できるサイズで設計した便利グッズ。大きなクッカーを外積みすることで、ほかのバッグの積載力に余裕ができる。本体はジュラルミン製。

    価格未定。2022年春ごろ発売予定。

    3.DAVOS/GRAVEL CAGE

    未舗装路でもボトルが飛び出しにくいデザインのケージ

    ガタガタの未舗装路を走ってもボトルが飛び出しにくい設計のボトルケージ。これは便利だ。

    グラベル(未舗装路)ライドを楽しむ際に、振動でボトルが落ちてしまう。そんな問題を解決するためにデザインされたボトルケージ。ボトル上部をグルリと囲むような形状が特徴。サイクリング用のロングボトルにも対応する。本体は、軽さと耐久性を備えたジュラルミン製。重量はわずか45g。

    価格はブラック1,100円、限定カラー(マットブラック、グレー)1,320円。

    4.DAVOS/FBS-1フロントバッグサポーター

    フロントバッグの下側を支えるプレート

    小型のフロントバッグ用に開発されたサポートプレート。下側にはライトホルダーなどを装着できるネジ穴もある。

    ハンドルに装着したフロントバッグが、荷物の重さで垂れ下がることを防止するためのサポートパーツ。取り付けは、ヘッドコラムのスペーサーの間(ステムの下)に入れるだけ。多くの車種に対応する。レールは、ステム長やバッグのサイズに合わせて上下、前後に調整できる。下側のプレートには、ライトホルダーなどのオプションを取り付けられるネジ穴もある。

    価格3,190円。

    FBS-1フロントバッグサポーター本体

    ネジを入れる位置を変えるだけで、長さ、高さを簡単に調整できる。

    5.DAVOS/SBS-2500サドルバッグスタビライザーセット

    SBS-2500サドルバッグスタビライザーセットとサドルバッグを装着した状態

    SBS-2500サドルバッグスタビライザーセットを装着することで、大型のサドルバッグをしっかりとサポートできる。

    バイクパッキング用に開発された大型のサドルバッグは、荷物をたっぷり入れて、しっかり固定しないと垂れ下がったり、左右に動いたりすることがある。このスタビライザーをサドルの下に装着し、バッグをホールドすることで、荷物の量に関わらず、不快な揺れを防げる。スタビライザー横のネジ穴は、ボトルケージを装着できるサイズに設計されているので、オプションを装着して積載力を高めることまでできる。

    価格3,960円。

    SBS-2500サドルバッグスタビライザーセット本体

    シンプルなパーツだが、サドルバッグが下がってタイヤと干渉するトラブルも防げる。

    6.RIDE OASIS×ヨツバサイクル/KIDSBIKE

    「ライドオアシス」ブランドのキッズモデル

    FUKAYAのオリジナルブランド『RIDE OASIS』と『ヨツバサイクル』とのコラボバイク。

    FUKAYAと同じ愛知県に本拠地を置くキッズ自転車ブランド『ヨツバサイクル』。その人気モデルをベースに、カラーとロゴを一新した別注品。タイヤサイズは、とくに人気の高い16、18、20インチの3種類。握力が弱い、小さな子供の手でもしっかりと握れるブレーキレバーなど、安心の設計となっている。

    カラーは、グレーとピーコックブルー。ペダルと補助輪付き。

    価格16インチ41,800円、18インチ42,900円、20インチ44,000円。
    2022年6月末ごろ発売予定。

    7.OSTRICH/POTARIステムバッグライトX

    X-PACKで作られたステムバッグ

    ボトル、スマホなどを入れても便利なステムバッグ。写真のカラーは限定生産品。

    東京の工場で生産をするバッグブランド『オーストリッチ』。ツーリングはもちろん、普段乗りでも便利なステムバッグの軽量版が登場した。アウトドア用のバッグでも人気の『X-PAC』素材を使用。従来製品より25g軽い65gに仕上げた。容量1.1l。定番商品は、エックスブラック、エックスオリーブの2色。上の写真のエックスホワイト、エックスイエローは限定生産品。

    価格4,950円。
    http://www.ostrich-az.com/

    8.OSTRICH/スマートイージーバッグmini-X

    小型のサドルバッグ

    小柄なサイクリストの自転車にも装着できるようにと、コンパクトに設計されたサドルバッグ。さすがは日本ブランド。

    欧米ブランドの大型サドルバッグは、便利な反面、身長やバイクサイズによっては大きすぎて装着ができないことがある。小柄なユーザーでも使えるように開発された小ぶりなサドルバッグ。こちらもX-PACKを使用し、220gと軽量に仕上げている。最大容量5l。

    価格8,910円。

    ご注意

    ※ここで紹介した商品は、予告なく価格、納期が変更になることもあります。ご了承ください。

    筆者の山本修二
    私が書きました!
    フリーランスライター
    山本修二
    1963年東京生まれ、名古屋在住。自転車が得意なフリーランスライターとして、本誌を中心に25年以上東京で活動後、2015年に名古屋へ移住。アウトドア遊びのパラダイス=名古屋からディープな情報をお届けします。2冊目の著書『スポーツ自転車でいまこそ走ろう!』(技術評論社)が、2022年2月24日に発売されました。http://yamabon.jp

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