テントの下に敷いて使用するグランドシート。
グランドシートを使用することで、テント自体のダメージ防止や、防水、底冷え軽減などの効果が期待できます。
また、テントを汚れなどから守ってくれる点も見逃せません。
快適なキャンプライフを送るための、必須ギアと言えるでしょう。
そんなグランドシートですが、実は質感やサイズのバリエーションが豊富に用意されています。
今回は、筆者が愛用している初心者にもおすすめな3つのグランドシートを紹介します。
それぞれのグランドシートの特徴
キャンパルジャパンPVCマルチシート300×210
まずご紹介するのは、キャンパルジャパンの「PVCマルチシート300×210」という商品。
このグランドシートは、同じくキャンパルジャパン社から展開されているアポロンというテントの専用商品です。
インナーテントの下に敷いて使います。
素材にはPVCという素材が採用されており、高い耐水性があります。
また、素材のつなぎ目に高周波溶着という特殊な技法が用いられている点も好印象で、これにより地面が濡れている状態でも安心して使用することができます。
防水性や耐水性において、信頼できるグランドシートと言えます。
実際に使用していても、地面からの湿気を遮断してくれますので、寝具類が濡れたことはありません。
取り付け方は、いたってシンプル。シートをテント内の使用したい場所に広げ、四隅のフックをテントの金具に掛けるだけです。
取り付けは簡単ですが、しっかりとテントへ引っ掛かるため、通常の使用において外れることはありません。
アポロンというテントの専用グランドシートとして販売されていますが、210cm×300cmのサイズのシートが入るテントであれば、問題なく使い回すことができるでしょう。
ロゴスぴったりグランドシート270
続いては、ロゴスから展開されている「ぴったりグランドシート270」というグランドシートです。
このグランドシートの特徴は、複数のサイズがラインナップされているところです。必要なサイズを選んで購入することができます。
使用方法は、グランドシートの四隅にあるひもをテントの四隅に結び付けるだけです。
これでテントとグランドシートが固定されるため、ズレることもなくスムーズに設営できます。
素材にはPEラミネートクロスを採用しています。
この素材は、一般的なブルーシートと同様の素材のため、イメージしやすいのではないでしょうか。
もちろん、普通のブルーシートとは異なりアウトドア向けの製品になっていますので、カラーリングや使い勝手はこちらに軍配が上がります。
汚れた場合でもさっと水洗いして干しておけるという手軽さも、筆者のお気に入りのポイントです。
オレゴニアンキャンパー防水グランドシートM
最後に紹介するのは、オレゴニアンキャンパーの「防水グランドシートM」です。
このグランドシートの特徴は、使い勝手の良さとデザイン性の高さだと、筆者は考えます。
シートの裏側はPVC素材を使用しており、防水性については申し分ありません。
汚れても、簡単に拭き取ることができるので、ガシガシ使うことができます。
テントの下に敷いて使えることはもちろんのこと、その他にも使い道があります。
たとえば、雨が降ったあとやサイトが濡れているときに、お気に入りのギアを地面に直接置くことを躊躇(ちゅうちょ)した経験はありませんか?
そんなときでも、このグランドシートを敷くことで、気兼ねなくギアを置くことができます。
各所に施されているグロメット加工も便利。
グロメットをペグダウンして使うことで、風の影響を軽減することができます。
ラインナップが豊富で、キャンパーが好むカラーリングが多いことも好印象です。
お気に入りのカラーを購入してテント入口に敷けば、まるで自分だけの“玄関マット”のようで気持ちもアップします。
自分のスタイルに合わせたグランドシートを選ぼう!
今回は、筆者が愛用しているグランドシートを3点紹介しました。
それぞれに特徴があるので、筆者はシチュエーションによって使い分けています。
キャンプを快適にしてくれるギアでありながら、意外と後回しにされる印象のあるグランドシート。
特に初心者の方には、キャンプで辛い思いをしないためにも、グランドシートを手にとってもらいたいと、筆者は考えます。
手持ちのテントの専用シートを選ぶもよし、他の用途に使い回せるものを選ぶもよし、いろいろな選択肢が広がっています。
グランドシートはこの他にもたくさん発売されていますので、所持しているテントやご自身のキャンプスタイルに合わせて、ぜひ活用を検討してみてください!
オレゴニアンキャンパー
防水グランドシートM
素材:100%ポリエステル、裏面:PVCコーティング(防水)
重量:約600g
サイズ:140cm×100cm