野菜なのにかなりの満足感!『カリフラワーバイツ』ってナニ?
カリフラワーバイツとは、カリフラワーを「バイト(bite)」=「一口サイズ」にカットしたものをオーブンで焼いたり、油で揚げたりした料理のことをいいます。ここでは、衣をつけて少量の油で揚げ焼きにしてスパイスをつけて食べるスタイルで紹介します。
揚げ焼きにしたカリフラワーのホクホク感とスパイシーな味付けはヘルシーなのに、どこかジャンクなテイストに。キャンプ料理のサイドメニューにもおすすめの一品です。
揚げたてにレモンをぎゅっと絞って!
【カリフラワーバイツのレシピ】
【材料】2~3人分
- カリフラワー 1/2~1株分
- ココナッツフラワー(薄力粉、オーツフラワーなど) 大さじ5
- 塩 少々
- オリーブオイル 適量
- レモン 1個
- ケチャップ 適量
- バジル(あれば) 1枝分
- ガーリックパウダー 小さじ1
- チリパウダー 小さじ2
- クミンパウダー 小さじ1
- コリアンダーパウダー 小さじ1
※使用するスパイスはカレー粉など、好みのものでOKです。
<下準備>
・カリフラワーを包丁で食べやすい大きさ、小房に分けます。
・スパイスを合わせます。
・レモン1個は8等分にカットします。
・衣作り
使う材料は、粉大さじ5、水大さじ10杯~、塩少々を袋に入れさっくりと混ぜ合わせます。ここではココナッツフラワーを使用していますが、薄力粉などご家庭にある粉でOKです。粉の種類によって水の量を調整してください。水の量は、カリフラワーが絡む程度のとろみにします。
<作り方>
(1)スキレットを温め、少量のオリーブオイルを入れます。
(2)まず低温のうちにバジル(あれば)を一枚ずつ素揚げします。
(3)小房のカリフラワーに一旦、粉をまぶしてから、衣をまんべんなくつけます。
(4)(1)のスキレットに菜箸を入れ、菜箸の先端が泡立つくらいの温度になったら(3)のカリフラワーを入れ揚げていきます。
(5)間隔をあけ、中火でゆっくりと揚げ焼きにします。
(6)焼き色がついたら裏返し、全体がこんがり揚がればできあがりです。
揚げ物にレモンは必須!!
レモンに含まれているクエン酸は、油の消化吸収を抑える働きがあります。揚げ物にレモン果汁をぎゅっと絞って食べるだけで、脂肪の吸収を抑える効果が期待できるんです。さらに、レモンの絞り方にもちょっとしたコツがあります。
レモンは皮を下向きに絞る!
レモンを絞るとき、皮は上、果肉を下向きにして絞るのが一般的だと思いますが、皮を下向きにしてレモンを絞ると、脂肪吸収を抑える効果がさらに高まるとか。これは、レモンの皮に含まれている「エリオシトリン(ポリフェノールの一種)」という成分に脂肪吸収を抑える効果があり、とくにその成分が皮の部分に多く含まれているからだそう。レモンを絞るときは皮は下向き、を忘れずに。
ほかにも、レモンの香りには「リモネン」という成分があります。リモネンには、体内で脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の分泌を促す働きがあるといわれています。レモンを絞ったとき、その香りを嗅ぐだけでその効果を得ることができます。レモンを絞るときは、皮を下にして、絞ったあとは香りを嗅ぐ。覚えておきましょう。
今シーズン、カリフラワーがお買い得
カリフラワーは冬から春にかけてが旬の花野菜。ちょっとお高めの野菜というイメージがあるカリフラワーですが、今シーズンは価格がお買い得な気がします。カリフラワーには熱に強いビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富に含まれているので、この時期のカラダにもうれしい栄養がたっぷりです。
あたたかな日も少しずつ増えてきましたね、カリフラワーは生で食べることもできます。食感がコリコリしていてほんのり甘くておいしいですよ。もっともおいしいとされているのは、3月ごろまで。旬の時期もあとわずか。カリフラワー料理をぜひ、作ってみてください。
カリフラワーをご飯代わりに食べる”カリフラワーライス”のレシピも紹介しています。詳しいレシピはこちらからご覧ください。